国際情報学部

9月2日新潮社『Foresight』に国際情報学部教授 須藤修へのインタビュー記事及び動画が公開されました

国際情報学部教授 須藤修の専門分野は社会情報学、医療情報学、応用経済学です。
須藤はこれまでに内閣府「人間中心のAI社会原則検討会議」の議長やMember of AI expert Group at the OECD(AIGO)等を歴任しており、情報技術の発展に伴う国内外の社会変革に向けた施策立案等に取り組んできました。
また、本学においては、2021年4月に設立された「ELSIセンター」の所長に就任しています。

 

9月2日の『Foresight』に須藤へのインタビュー記事及び動画が公開されました。
AI市場をブルー・オーシャンにする企業は?|須藤修・中央大学ELSIセンター所長(1)

本インタビューでは「AI市場はどうなっていくのか」をテーマに、今までのAIと「ChatGPT」をはじめとする生成AIとの違いや、これからの展望について語っています。

インタビューの中で須藤は生成AIと今までのAIの大きな違いは自然言語(人が話す言葉)で命令を出せるようになったことだと述べています。今まではプログラミング言語を用いて命令を出していたため専門的な知識が必要でしたが、生成AIは自然言語を使用するため「人工知能の民主化」と言われるように誰でも命令が出せるようになりました。

また現在「ChatGPT」では性能に差がある無料版と有料版を提供しています。今後、生成AIサービスはユーザーの有料版への移行を期待しているものの、無料版は縮小しながらも継続するだろうと須藤はコメントしています。無料版を残すことで認知されやすくなり、より多くのデータを集めることが可能だからです。生成AIにとって多くのデータを集めることはデータバイアスをなくし信頼できるデータにすることにつながるため重要だと述べています。

他にもスタートアップ企業の参入や、政治におけるAI利用についても語っています。

本記事及びインタビュー動画は、こちらからご覧ください。
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