国際経営学部

今村 心祐

プロフィール

内定先 アクセンチュア株式会社
入学年度 2019年度

GLOMACを進学先に選んだ理由を教えてください。

「ITに強い国際的なビジネスパーソン」を目指すにあたり、GLOMACでは世界基準の経営学が英語で学べるため進学先に選びました。また、新設学部であったという点も大きかったです。様々な新しい試みに挑戦できると思えたからです。

GLOMACの授業科目の中で最も印象深かった科目とその理由を教えてください。

最も印象に残っている科目は「Global Studies I」です。ワシントンD.C.での研修プログラムに参加した際、様々なベクトルでのカルチャーショックを受けたのがその理由です。海外の学生は日本の学生よりも学ぶことに対して貪欲だということを、引率の先生からは事前に聞かされていました。しかし、大学や国際機関、企業を訪れ、様々な学生や人材と交流をした際、まさかこれほどまで、学生の熱量や学ぶことに対する社会の姿勢が日本のそれと違うものなのかと驚きました。このままでは遅れを取ってしまうと思い、大学生活では様々なことに挑戦していきました。

ゼミで取り組んできたこと、成長できたと思うことを教えてください。

私は中村(潤)研究室のリーダーとして大小含め様々なプロジェクトに取り組みました。プロジェクトを通し、自身のリーダーシップが成長したと感じます。仲間であるゼミ生が、リーダーとしてのあるべき姿に気づかせてくれたからです。それまで、自由な生き方を重視してきた私にとって、他者に何かを任せることには「相手を従わせている感」があり、少々抵抗がありました。そのため、初めの頃はリーダーとしての役割をうまく果たせていなかったと思います。幸いなことに、ゼミにはリーダー経験があるゼミ生が多く在籍していたため、ゼミ内部の係活動等で周りを巻き込んでいくのを肌で感じることができました。私はようやく、周囲を巻き込む力があるリーダーのいるプロジェクトで働くことの安心感に気づかされました。その後、徐々にではありますが、リーダーとしての役割を果たせるようになってきたと思います。

アルバイトやインターンシップ、サークル等、正課外の活動について教えてください。

IT企業のインターンシップやアルバイトに参加し、そこで得られたノウハウをGLOMAC発のプログラミングサークルである「VentureCode」の活動に活かしました。GLOMACは専門学校ではありません。自分の目指すビジョンにある、「IT」の部分だけは独自で身に付けていく必要がありました。そこで、ゼミの教授にIT企業での長期インターンシップを紹介していただきました。インターンシップにおいては、良いコードを書くというエンジニアとしての業務に加え、仕事の進め方や資料作成の技術が身に付きました。そして、そのノウハウを自分と同じようにIT業界を志しているプログラミングサークルのメンバーに共有し、「国際的な経営学」×「IT」という人材の育成に尽力しました。

GLOMACでの4年間で語学力はどの程度伸びましたか?

英語圏の方と一緒に仕事ができる程度の英語力が身に付きました。入学以前、国際経験がほとんど無かった私にとって、英語は「使うもの」というよりは「解くもの」でした。しかし、入学後は様々なシーンで英語を使っていく必要があったため、英語力は自然と向上していきました。例えば、Global Studies Iの研修を先輩学生としてサポートする活動を行なった際には、海外の講師らと英語でコミュニケーションをとり、研修の補助を行うことができました。以上のように、勉強するというよりは使っていくうちに実用的に使える英語力が身に付きました。

GLOMACでの4年間で一番成長したと思える点を教えてください。

物事を論理的にとらえられるようになった点です。通常の講義やゼミ、サークルでのプロジェクトといった大学生活と、自主的に行っていたエンジニアとしての実務経験を同時並行的にこなすためには、論理的な課題解決手法に頼らざるを得ませんでした。ジャンルやベクトルの異なる事柄であっても、論理的に噛み砕いて一般化することにより、様々なタスクに対し効率的に対処することができました。そのため、4年間で物事を論理的にとらえる癖が身についたと思っています。

内定先(就職予定)を教えてください。

アクセンチュア株式会社(デジタルコンサルタント職)

大学生活を経て、なぜその内定先に応募しようと思ったのか教えてください。

私は北海道にスマートシティを構築し、地方創生を実現するべく、「ITに強い国際的なビジネスパーソン」になるというビジョンを描き、大学生活を過ごしてきました。その中で、アクセンチュア株式会社という企業にはシンパシーのようなものを感じたため、応募をしました。アクセンチュア株式会社は競合と比較して、IT分野で特に強みを持っている総合コンサルティング企業であるという特徴があります。また、福島の会津若松市においてスマートシティを構築した実績のある企業でもあります。ここまでくると「もうアクセンチュア以外はありえないな。」と、そう強く感じたため応募を決めました。

GLOMACでの4年間はいかがでしたか?

自由で刺激的な4年間でした。新設学部であったため、学部の仲間達や学部事務室の方々と一緒に学部をつくり上げているライブ感があり、非常に刺激的な環境下で大学生活を送ることができました。私が勝手に考えるGLOMACのキャラクターは「フロンティア精神」です。統計学に悩める学生が多かった時には、統計学を解説する学生団体が発足したり、空き教室がわかりにくく不便だった時には、プログラミングサークルの有志らが空き教室管理アプリを開発し、学部全体に提供したりしていました。このように、GLOMACには「とにかく自分たちでやってみる。」という気概がある学生が多いように感じられました。また、学部事務室も活動を応援してくれるという環境だったため、新しいことに挑戦する好奇心旺盛な仲間から刺激を受けたり、逆に自分が周囲を巻き込んで活動をしたりと、自由で刺激的な学生生活を過ごせたと思います。

受験生へのメッセージをお願いします。

何よりも健康が一番です。よく食べて、よく寝て、よく動いて、健やかな毎日を過ごしてください。