2024年4月9日(火)に今年度の前期授業が始まりました。
科目等履修生制度によって高校生にも開かれている、経済学部の「経済入門(担当:江川章)」も初回を迎え、17時前の教室には新1年生に混ざって制服姿の高校生たちが席につき授業開始を待っていました。
冒頭で担当教員の経済学部准教授 江川章の経歴紹介に始まり、講義の進め方、成績評価などのガイダンスがありました。日本経済をさまざまな角度で見ていく全14回の授業となります。
ガイダンスのあとはさっそく「日本経済の全体像を見る」といった講義が始まりました。この日は初回ということで100分間フルの講義ではありませんでしたが、需要と供給、市場、ストックとフロー、GDPといった用語や、経済学の思想など、短いながらも多くの事柄が解説されました。新一年生も高校生も思い思いに、メモを取りながら熱心に聞いている様子でした。
授業後にはさまざまな不安を解消すべく、先生のもとに質問の列が。本講義を通して高大接続入試への出願を考える高校生もおり、熱心に取り組もうという意欲を見せてくれました。
経済学部 科目等履修生制度について
大学生の授業を受講できる「科目等履修生制度」について、経済学部では、高校1年生から出願できます。
高校生は審査料・登録料・科目履修料がすべて無料となるほか、中央大学経済学部に入学した場合、修得した単位は申請にもとづき、本学部の単位として認定されます。
大学生と通常の授業を一緒に受講することで、大学の学びを体感し、将来の学部選択に役立てることができます。
興味のある方は是非ご出願ください。
また、科目等履修生として「経済入門」を履修することは経済学部の特別入試「高大接続入学試験」の出願資格の一つにもなっています。(※履修の上、一定以上の成績を修めた者。)