学部・大学院・専門職大学院

学科とカリキュラム

4つの学科

さまざまな要因が複雑に絡み合う経済の世界を、自分で分析して理解する力を獲得する。

経済学科には、経済総合クラスターとヒューマンエコノミークラスターが設置されています。専門科目が多彩なので、進路に応じて体系的な知識を身につけることができます。基礎マクロ経済学、基礎ミクロ経済学、統計学、計量経済学などを学ぶことで、理論的およびコンピュータを用いた実証的分析方法を修得します。こうした基礎科目で培った分析方法をもとに、財政学や金融論、経済政策論といった応用系の科目の学びを積み重ねていくことで、経済に関連するさまざまな要素を理解し、あらゆる経済問題に対して自分なりに分析できる力を育んでいきます。

学びの目標

1. 経済学の基礎から応用まで、幅広い視野と知識を身につける

2. 経済を分析し得る能力と政策提言能力を養う

3. 現代経済の全体構造と基本動向を把握し、将来の希望職種につながる専門知識を修得する

地域経済や企業のリーダーとして活躍できる人材を育成する。

経済情報システム学科には、企業経済クラスターと経済情報クラスターが設置されています。IT革命や規制緩和などの政策によって広くダイナミックに変化している現代社会の仕組み、そしてその仕組みのうえにおいて活動している産業や企業についての理解を深め、よりよい経済活動のあり方を探求します。これまでの経済活動の歴史的変遷とその背景、そして現状の経済活動を支えている生産、流通、情報システムを体系的に学習することにより、現代社会で発生する経済的諸問題に対応できる能力や、公認会計士などの会計専門職をめざすうえで必要な知識を身につけます。産業・企業、空間・地域、情報システム・ITの各分野に視座を置き、産業構造論や経営学、空間経済学、統計学、情報処理関連科目などを広く学びます。

学びの目標

1. コンピューターを使いこなして、社会、経済を計量的に分析できる力を身につける

2. 企業経営や会計について学び、起業家をめざす

3. 公認会計士などの会計専門職をめざすうえで必要な知識を修得する

4. 情報システムの知識・技術を学び、情報起業へのキャリアをめざす

近い将来、世界で活躍するために国際的な経済問題の解決法を学んでおく。

国際経済学科には、貿易・国際金融クラスターと経済開発クラスターが設置されています。日本と諸外国の間の経済問題を総合的に学ぶのがこの学科の特徴です。英語や初習外国語の知識や、ミクロ経済学やマクロ経済学などの基礎的な知識も修得できるので、将来、企業の国際部門や外資系企業で活躍したい人にとって有意義な準備となります。国際経済の問題に関して専門的立場から解決策を見つけるための基盤として、基礎ミクロ・マクロ経済学、統計学、計量経済学、情報処理関連科目なども学び、コンピュータを用いて、理論的で実証的な分析方法を修得します。そのうえで、国際経済学や国際金融論などを重点的に学ぶ構成になっています。

学びの目標

1. 国際的な経済問題の原因究明や解決策を提言できる能力をつける

2. アジア・アフリカの貧困解消や経済開発に伴う諸問題の解決に必要な知識を修得する

3. 企業の国際部門や外資系企業で活躍できる能力を養う

公的機関やNGO・NPOなどの民間組織のあり方を、ローカル・グローバル双方の視点から考える。

公共・環境経済学科には、公共クラスターと環境クラスターが設置されています。国や地方公共団体の行政サービスやさまざまな公的機関ばかりでなく、NGO・NPOなどの民間団体、また国境を越えた多国間機構などが展開する安全、福祉、教育、国際貿易・通貨、平和構築、人道支援に至る多くの種類の活動を学習します。また、これらの組織の運営のあり方や環境政策のあり方を学びます。経済学部の基礎科目として設定されている基礎ミクロ経済学や基礎マクロ経済学などの経済理論や経済政策論をベースに、公共経済学や行政学、財政学、公共政策、国際公共政策を学科基本科目として設けています。

学びの目標

1. 現代の経済社会が持続可能な発展を実現するために、必要な知識と判断力を身につける

2. 公共部門の経済的・社会的役割、特に現実の政策立案・評価に関する能力を身につける

3. 環境問題への深い造詣と問題解決能力を身につける

カリキュラム

経済学部では、授業科目を体系的に配置し、学生が段階を踏んで学修を進める環境を整えることで、学修成果の向上を図っていきます。

カリキュラムの体系、カリキュラムマップを掲載。

クラスター(学科ごとの専門科目群)と履修モデルなどを掲載

中央大学シラバスデータベース

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