経済学部三つの方針

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

経済学部において養成する人材像

経済学部では、本学の「建学の精神」である「實地應用ノ素ヲ養フ」教育を重視し、経済や経営についての専門的知識を備え、社会の多様なニーズに応えられる、冷静な思考力と温かい心を持った国際的な視野に立つ経済人を育成します。同時に、幅広い教養、論理的な思考力、対人交渉や相互理解のための優れたコミュニケーション能力を備えた、社会のあらゆる場面で活躍できる知識の深さと広さを併せもつ人材を養成します。

経済学部を卒業するにあたって備えるべき資質・能力

経済学部では、所定の教育課程を修め、以下の4つの資質・能力を修得した学生に対し、学士(経済学)の学位を授与します。

  1. 現実把握力:経済学の専門知識及び社会・人文・自然科学の知識教養に裏付けられた広い視野に立った柔軟な知性に基づき、現実の経済現象を的確に把握することができる。
  2. 問題解決力:外国語とコミュニケーションの能力及びコンピューターを利用した統計・情報処理と分析の能力を用いて、科学技術及び社会の急速な変化に対応しながら、さまざまな問題を解決することができる。
  3. 協調性及び自己管理力:専門知識を活かせるだけでなく、チームワークの経験から学んで、他人と協調し、自己を管理することができる。
  4. 創造的思考力:総合的な学習体験に基づいて、ものごとを創造的に思考することができる。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

カリキュラムの基本構成

経済学部では、学位授与の方針に掲げる資質・能力を修得できるよう、以下の点を踏まえて教育課程を編成します。

1.教養教育関連科目

外国語科目:

英語のほか、初習外国語としてドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語、朝鮮語を設置し、外国語とコミュニケーションの能力を養います。さらに、基礎的能力を踏まえて応用的能力を高められるような科目を配置することで、たしかな語学力に基づいた問題解決力を養います。 健康・スポーツ科目:講義科目によって、自分の身体と健康管理に対する認識を高めます。また実習科目においては、身体能力の向上を目指すと共に、スポーツ活動の楽しさ、すばらしさを理解します。これらを通じて、協調性及び自己管理力を養います。

総合教育科目:

幅広く人文科学、社会科学、自然科学の3分野の科目を配置することで、広い視野に立った柔軟な知性を養い、科学技術及び社会の急速な変化にも対応できるような問題解決力を養います。

2.専門教育関連科目

専門教育科目:

導入科目、基礎科目、学科科目(学科基本科目・クラスター科目)、関連科目、学部共通科目に至る体系的段階的な科目群によって、経済学の専門知識を修得し、現実の経済現象を的確に把握する能力を養います。演習では、専門知識の修得に加えて、チームワークの経験を積むことで、協調性と自己管理力を養います。さらに、演習論文やレポートの作成、インターンシップなどの総合的な学習体験を通じて、創造的思考力を養います。

カリキュラムの体系性

経済学部では、授業科目を体系的に配置し、学生が段階を踏んで学修を進める環境を整えることで、学修成果の向上を図っていきます。

1年次:「経済入門」「入門演習」などの導入科目や「基礎マクロ経済学」「基礎ミクロ経済学」などの基礎科目で、経済学に関する基礎的知識を身につけます。外国語科目や総合教育科目で、基礎的能力や幅広い教養の基礎を養成します。

2年次:基礎科目に加え、学科基本科目、クラスター科目で、学科とクラスター毎に特色ある専門的知識を修得します。「演習1」では専門的知識や協調性、現実把握力を養います。外国語科目や総合教育科目で、応用能力や幅広い教養をさらに養成します。

3年次:上級年次配当の学科科目、クラスター科目、関連科目、学部間共通科目等で、より専門的・応用的な専門知識の学びを深めていきます。「演習2」でのチームワークに主体的に取り組むことで、協調性や自己管理力、創造的思考力をさらに涵養します。

4年次:上級年次配当の学科科目等で、上級水準の専門知識を修得します。「演習3」の作成では、知識の集積に加えて、研究対象の探究と分析による創造的思考力や問題解決能力を涵養します。

入学者受け入れの方針(アドミッション・ポリシー)

経済学部の求める人材

経済学部では、経済学及びその関連領域にかかる教育研究を行うことにより 、経済や経営についての専門的知識を備え、社会の多様なニーズに応えられる、冷静な思考力と温かい心を持った国際的な視野に立つ経済人を育成することを目的としています。同時に、幅広い教養、論理的な思考力、対人交渉や相互理解のための優れたコミュニケーション能力を備えた、社会のあらゆる場面で活躍できる知識の深さと広さを併せもつ人材を養成することを目的としています。これらの目的を達成するために、次のような学生を求めています。

  • 私たちの生活の基礎となる経済の仕組みについて専門的に学びたい人
  • 論理的な思考力と、プレゼンテーション能力を身につけたい人
  • パソコンを使った情報処理技術や、会計の専門知識を身につけたい人
  • 企業や官公庁、国連、NGOなどで、経済の専門知識を活かしたい人
  • 環境問題、福祉政策の専門知識を身につけ、地域社会に貢献したい人
  • 将来ロースクールなど専門職大学院に入って、経済に強い専門家を目指す人
  • 将来大学院に入って、より高度な経済学を学ぶことを目指す人

以上に基づき、次のような知識・能力・態度等を備えた学生を多様な選抜方法によって受け入れます。

  • 幅広い問題関心とすぐれた資質をもち、経済学部で学修する高い意欲を有している。(主体性 ・協働性)
  • 地理歴史、公民で修得した現代世界のなりたちとその諸問題に対する広い知識を有している。(知識・技能)
  • 経済学及びその関連領域を専門的に学ぶ上で必要なだけでなく、今日のグローバル社会の中で活躍する経済人 を目指すために不可欠な英語力の基礎を身につけている。(知識・技能)
  • 国語できたえた文章力を有している。(思考力・判断力・表現力)
  • 数学できたえた論理的思考力を有している。(思考力・判断力・表現力)