理工学研究科

理工学部長・理工学研究科委員長の挨拶

庄司 裕子 理工学部長・ 理工学研究科委員長

中央大学理工学部・理工学研究科のWebサイトをご覧いただき、ありがとうございます。

理工学部は設立以来、中央大学の建学の精神「實地應用ノ素ヲ養フ」の下に基づき、社会の発展に貢献できる理工系人材の育成を使命として歩んでまいりました。現在、理工学部には10学科——数学科、物理学科、都市環境学科、精密機械工学科、電気電子情報通信工学科、応用化学科、ビジネスデータサイエンス学科、情報工学科、生命科学科、人間総合理工学科——が設置され、基礎から応用、そして学際的な領域に至るまで幅広い教育と研究を展開しています。

一方、理工学研究科には、数学専攻、物理学専攻、都市人間環境学専攻、精密工学専攻、電気電子情報通信工学専攻、応用化学専攻、ビジネスデータサイエンス専攻、情報工学専攻、生命科学専攻の9専攻と、博士後期課程単独の電気・情報学専攻が設置され、幅広い領域で最先端の研究が行われています。

理工学部と理工学研究科との連携により、学部段階から最先端の研究に参加できるのが特徴です。また、国内外の大学・研究機関や企業との共同研究、国際会議への参加など、最先端の科学技術を極めようとする学生にとって貴重な経験の機会が提供されています。

現代社会は、AI・データサイエンスや環境問題、生命科学など、さまざまな分野で国際的な連携と知の融合が求められています。本学部・研究科では、こうした変化に対応できる人材を育成するため、確かな専門知識に加え、グローバルな視野と多様な文化への理解を重視しています。全学的な英語教育の強化や留学プログラムに加え、理工学部独自の短期留学プログラムやグローバルインターンシップを拡充し、海外大学・研究機関との交流を通じて、学生が異なる価値観に触れながら学び、世界に通じる科学技術者として成長できる環境を整えています。

キャンパスのある後楽園は、東京の中心に位置しながらも落ち着いた環境を備え、産業界や行政機関との連携にも恵まれています。学生たちはこの立地を活かし、学内外のプロジェクトや地域連携活動に積極的に参加し、社会との接点を通じて「実学」を実践しています。こうした学びの積み重ねが、卒業後の多様な進路へと確かな力をつなげています。各界で活躍する多数の卒業生との交流や大学のキャリアセンターの指導も強力なサポートとなっています。

Webサイトでご興味を持って頂けた方は、是非後楽園キャンパスにお越し頂きご自身で体験して頂ければ幸いです。