精密機械工学科・精密工学専攻

中央大学精密機械工学研究部が,第22回かわさきロボット競技大会にて「特別戦 出場チーム賞」を受賞しました

2015年09月08日

参加大会名、部門:第22回かわさきロボット競技大会 バトルロボット部門
出場チーム数:248チーム(バトルロボット部門)
特別戦の位置づけ:決勝トーナメントに勝ち上がらなかった参加機体のうち、他の機体には見られない特徴を持つ機体が選出されます。
(今年は248チームより10チームが選出)
精研OBチームとの関係:OBの方々は各個人での参加です。準備期間、試合当日にはアドバイスをいただきました。

 

[1]機体「空飛ぶ亀」(OB、2013年度ロボット班班長)
特徴:本大会では珍しい、3Dプリンタによって作られた樹脂パーツを使用した機体です。樹脂パーツ内部の要所に入れられた金属フレームによって強度を保っており、サーボモータで動く4つの脚を用いて、亀のように歩きます。その健気な姿に、大会当日にはギャラリーから温かい拍手が起きました。
 (設計者より) 空は飛びません。

[2]

機体「セントカルラ」(OB、2010年度副部長)
特徴:コンパクトなボディに詰め込まれたサスペンション、モータ制御IC、3軸ジャイロセンサ等により、高い走破性能を持っています。第19回大会では決勝
トーナメントに出場、その高い性能と鋭いデザイン性から、ユニーク賞を受賞した経歴も持つ機体です。
(設計者より) モータ10個を制御し、高い踏破性と滑らかな移動を実現しています。

[3]

機体「夕暮れの朝焼け号」(現部員チーム)
特徴:今年が初参加の1年生チームの機体です。大きなアームと、その先端のショベルの形状が特徴的な機体です。 
(設計者より) 前方に伸びた山なりのアームで遠距離から攻撃したり、先端のショベルで足をすくったりします。ショベルは床に押し付けると、上にあるもの
を持ち上げるようになっています。