学部・大学院・専門職大学院

学びの特徴

受けやすい入試

受験界では、「徹底した記述方式は解答しやすい」といわれます。なぜなら、正答を書くことが最優先ではなく、難しそうな問題でもあきらめずに自分の考えを述べれば部分点につながるからです。こうした粘り強さは、最先端の研究、高度な技術開発、社会のリーダーに必要な資質です。中大理工は、昔から基礎的として定評ある「一般入試」と、国公立との併願に有利な「センター単独入試」のほかに、得意な問題を選べる記述方式の「理数選抜入試」があります。

出世する人を生む校風

中央大学は、理系・文系の枠を超えた独自の政策で諸分野を広域に包含する教育に取り組んでいます。その成果は、上場企業役員数の出身大学順位が慶應、早稲田、東大に次いで4位という実績にも現れています。実社会で最後に勝つ中大生気質と広域な人間ネットワークは、あらゆる場面で活躍します。

社会情勢を予測した分野計画

中大理工への求人毎年各学科約3千件にも及びます。中大理工は、すべての卒業生が実社会で大きく活躍できるように、4~6年後の社会情勢を予測した学科定員を長期計画していますので、安心して希望分野に進み、貴重な4年間を自己の資質を大きく伸ばすことに専念できます。

都心のキャンパス

中大理工のある後楽園キャンパスは、東京ドームの近く。周辺には緑豊かな小石川後楽園、斬新なデザインの文京シビックセンター、都会的なショッピング施設、治安を守る富坂警察署があり、環境は良好です。3駅5路線の最寄りにあるため、都内で盛んに開かれる学術的な行事に参加したり、企業を訪れたり、都内一帯を大きなキャンパスと考えて社会勉強するのに絶好の場所です。

人材と情報の集積地

第一線の研究者による直接指導や、企業のリーダー等が熱く信条を語る機会に出会えるのも、人材と情報が行き交う後楽園キャンパスの大きな特長です。公募時には数十倍から精選される教員と研究室の学生とが共に生み出す研究成果の質・量は、学術・産業界では有名です。それゆえ外部資金の獲得能力も高く、研究設備が充実しています。

研究を通じて成長するスタイル

4年次には第一線の研究者のもと「卒業研究」を進めることにより、広く課題を発見し自力で解決する能力が養われます。研究を通じて自ら成長するスタイルは、社会で大きな力を発揮します。例えば、世界初アルツハイマー病治療薬「アリセプト」を開発した杉本八郎氏も中大理工のOBです。知を創造する人材育成、それが中大理工の教育目標です。

学部から大学院まで一貫

学術・産業界に名を馳せている有名ブランド「中大理工」の教員枠は高人気です。大学院教育は教員なら誰でも担当できるものではなく、優れた研究者がそのまま学部教育の教員に適するわけでもありませんが、競争原理によって選ばれる中大理工の教員は学部から大学院までを一貫して担当でき、ここに「環境が人(学生)を育てる」大きな秘訣があります。

本学独自の研究支援(大学院)

中大理工は自ら勉強したい万人のための大学であり、弱者を助ける気概など本学の校風は「白門精神」と呼ばれます。希望する大学院生に対し「ティーチングアシスタント」(教育助手)や「リサーチアシスタント」(研究助手)などの有給業務、また、学会発表する大学院生に対しては旅費等相当の「学会発表助成」やその海外版「学術国際会議研究発表助成」があります。白門精神に基づく堅実経営だからこそ可能な本学独自の制度です。

教育訓練給付制度(大学院)

一定の条件を満たす雇用保険の一般被保険者(在職者・離職者)が厚生労働大臣の指定する教育訓練を修了したとき、費用の40%に相当する額(上限20万円)がハローワークから支給されます。数学、物理学、電気電子情報通信工学、経営システム工学、情報工学の5専攻が該当します。

進学時の特典

理工学部4年次進級時に、成績優良者は大学院理工学研究科への学内推薦入試を受けられます。合格すれば、学部の授業に支障ない範囲で研究科の授業を最大10単位まで先行履修でき、学部4年次と修士課程の計3年間を余裕をもって研究に専念できます。

高水準のIT環境

ITセンターは、高速ネットワークに接続された高性能のIBM製コンピュータを多数用意しています。授業だけでなく自習用に開放しており、在学生は自由にITスキルが磨けます。学部卒就職者の約4割が高人気の情報通信業に就くという実績も、こうしたIT環境の効果です。

文京区との連携

高度な研究に関する産学連携だけでなく、文京区、日本女子大学などの区内の大学、東京ドームなどの企業、日本サッカー協会などのNPOと共に、公益財団法人文京アカデミーと連携し文化的活動を展開推進しています。大学院では、お茶の水女子大学、東京外国語大学、首都大学東京、数学連絡協議会加盟校(学習院、上智、国際基督教、立教、明治、日本、日本女子、東京女子、東京理科、津田塾)、首都大学院コンソーシアム加盟校(共立女子、順天堂、専修、玉川、東京電機、東京理科、東洋、日本、法政、明治)との単位互換制度があります。