情報工学科・専攻

画像・映像コンテンツ演習 成果発表会にてチーム「lennna命」「ちわぴしゃ」最優秀賞/「全部リーダーのせい」優秀賞

12月23日土曜日に情報工学科のフロアにて、『画像・映像コンテンツ演習3・1』の成果発表会を開催しました。3年生3チーム、2年生9チームが参加し、次のテーマで演習の成果を発表しました。

画像・映像コンテンツ演習3(3年生)のテーマ:
(1)画像の暗号化とプライバシー保護
(2)AIに対する敵対学習とディープフェークの対策
(3)AI深層学習によるコンテンツの認識理解とその応用

画像・映像コンテンツ演習1(2年生)のテーマ:
(1)立体視用バーチャルシティ

発表者は、各業界で活躍する卒業生審査員や、教員、TA、受講生を前に、プレゼンテーション、ポスター発表、デモンストレーションをおこないました。当日は高大連携で理工学部と交流覚書を締結している淑徳SC高等部(2024年4月に小石川淑徳学園高等学校に改称予定)から教職員及び2名の生徒が聴講し、発表や質疑を熱心に聞き入っていました。

発表の結果、次の4チームが受賞しました。

 

 画像・映像コンテンツ演習3(3年生)
<最優秀賞>
チーム名:lenna命
メンバー:高嶋優輝・谷口光弘・浜崎昂多・有原諒
タイトル:詐欺防止クンα
講評:実際問題への対策を講じるアプローチを評価する。 特にそのアプローチに至るまでのエビデンスがしっかりしているところもよい。
また、課題内容や目的がわかりやすい。加えて、プレゼンにおいて試行錯誤によりコンテンツを改善していく過程が読み取れることも高評価に値する。

 

 画像・映像コンテンツ演習1(2年生)
<最優秀賞>
チーム名:ちわぴしゃ
メンバー:嶋崎裕登・小泉菜智・藤岡美紗・大久保怜音
タイトル:MAKE TOKYO
講評:完成した後楽園の3Dモデルがきれいである。プレゼンでも着目してほしい点を明確に述べており、説明もわかりやすいので聴衆の関心を高めた。その他の部分もうまくまとまっていてよい。

<優秀賞>
チーム名:全部リーダーのせい
メンバー:高田陸人・清水響・齋藤魁・大塚晏永
タイトル:俺達のVIRTUAL CITY
講評:後楽園の街並みを思い出すために地図をつくるという目的がわかりやすい。特に他のチームと異なり、後楽園周辺の建物ではなく川に着目することで街並みをきれいに再現をした点に独自性がある。プレゼンで個々の成長の過程も感じられる。

 

総評は、次の通りです。
「世の中の問題に対策を講じるため個々の学んだものを生かしていく画像・映像コンテンツ3演習履修生の姿勢を評価する。
また、互いにコミュニケーションしてもあきない面白いコンテンツを作成した画像・映像コンテンツ1演習履修生の努力に敬意を表する。
一方、プレゼンには改善の余地がある。例えば、ポスターの使い方をもう少し考えてほしかった。さらに元気を感じられないチームがいたのでもっと自信をもってアピールしてほしい。なお、基本的なこととして、プレゼンの態度が気になる学生がいたので気をつけてほしい。」

発表者の皆さま、おつかれさまでした。
また、お忙しい中ご参加くださった卒業生の皆さまに、心から感謝申し上げます。

-----

【授賞制度について】
当日、発表したチームに対して、プレゼンテーション、ポスター発表、デモンストレーションを評価対象として、演習科目ごとに特に優秀なものを卒業生審査員による投票により1チーム(もしくは2チーム)選び表彰する(2012年度創設)。