応用化学科・専攻

理工学研究科応用化学専攻 博士前期課程1年 野上田 光織 さんが、日本化学会秋季事業 第13回CSJ化学フェスタ2023 において、優秀ポスター発表賞を受賞

2023年12月01日

 理工学研究科応用化学専攻 博士前期課程1年 野上田 光織 さんが、日本化学会秋季事業 第13回CSJ化学フェスタ2023 において、優秀ポスター発表賞を受賞しました(ポスター発表 1002 件中 192 件が表彰)。

 2液系ロケット燃料には、燃料と酸化剤の接触により自己着火するハイパーゴリック推進剤が使われています。安全性の高い新たな燃料として、揮発性のないデザイナー液体「イオン液体」が注目されていますが、その反応過程を予測することは困難です。本研究では、量子化学に基づく網羅的な反応経路探索により、自己着火反応の初期過程を支配する要因を探索し、僅かな分子構造の違いが化学反応機構を大きく変えることを見出しました。
 

■学会名
第13回CSJ化学フェスタ2023

 

■受賞テーマ
量子化学計算によるハイパーゴリック性イオン液体の反応機構解析
○野上田 光織1・黒木 菜保子1,2・森 寛敏1(中央大学1、JST ACT-X2

 

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理論化学研究室(森研)