Eventイベント

応用化学科・専攻

応用化学専攻助教講演会

日程
2016年7月13日(水)14:30ー
場所
後楽園キャンパス 5号館5336号室
日程
2016年7月13日(水)14:30ー
場所
後楽園キャンパス 5号館5336号室
内容

応用化学科・専攻の助教の先生方の普段の研究成果を発表していただきます。13年生、研究室に配属されている学生さんもふるってご参加ください。

第1演者

【講師】岡 研吾 先生(大石研)
【演題】"新規酸フッ化物におけるアニオン秩序構造の解明"
【場所】5号館5336号室
【日時】7/13() 14:30-15:15

【講演概要】金属イオンと酸素イオンからなる金属酸化物は、高い化学的安定性と豊富な機能を示し、幅広い分野で応用されてきた。従来の研究においては、金属イオン(カチオン)が結晶構造や物性を決定する主役であり、対する酸素イオン(アニオン)はあくまで電荷の補償など脇役とでも呼ぶべき立場であった。しかし、最近、アニオンサイトを酸素とそれ以外のアニオンで複合化し、新たな構造や物性を得るアプローチが注目を集めている。本発表では、新たに合成に成功した酸フッ化物(アニオンサイトを酸素とフッ素で複合化した化合物)についての研究を紹介する。

2演者

【講師】松本 剛 先生(張研)
【演題】"非貴金属錯体が駆動する化学エネルギー貯蔵・変換システムの構築"
【場所】5号館5336号室
【日時】7/13() 15:15-16:00

【講演概要】近年、化学エネルギー変換に関して活発に研究されており、特に安価で埋蔵量豊富な非貴金属材料を用いたエネルギー材料が注目を集めている。本研究では、電子・プロトン移動活性を有する芳香族アミン類を配位子に持つ非貴金属(アルカリ・アルカリ土類金属及び鉄)錯体の性質およびそれらの光化学反応に関して発表する。また、新規な非貴金属クラスター触媒材料創出を目的とした、モリブデン硫化物クラスターとルイス酸との反応による新規アルキル修飾クラスターの合成に関しても併せて発表する。

【問い合わせ先】応用化学科 片山 建二 e-mail: kkata@kc.chuo-u.ac.jp)