国際情報学部教授 石井夏生利の専門分野は、情報法、プライバシー・個人情報保護法です。著書に、『EUデータ保護法』(単著)、『個人情報保護法コンメンタール』(編著)等があります。
このたび、「LINEヤフーストーリー」に国際情報学部教授 石井夏生利のインタビュー記事が掲載されましたのでご案内いたします。

ユーザーのデータ保護を担う DPOの役割とその取り組みとは?
LINEヤフーは、ユーザーからお預かりしたデータの保護や管理体制を、独立した視点で監視し助言する役割を担う「データ・プロテクション・オフィサー(以下、DPO)」を設置しています。
本記事では、データ保護の重要性がますます高まる現代社会において、DPOの存在はどのような意味を持つのか、企業がユーザーの信頼を獲得し、持続可能な成長を遂げるためには、どのような取り組みが必要なのか、
LINEヤフーのDPO中山剛志氏と、DPOが生まれた背景、企業における役割、そして今後DPOが目指す活動について語り合った内容がまとめられています。
石井は記事の中で、DPOの存在とその活動状況を見せることで、ユーザーからの信頼を得ることにつなげられるのではないかと述べています。
さらに、情報の伝え方も工夫が必要で、たとえば数十秒の動画など、DPOの日常や仕事の様子などを見せるなど、何をしているのかを知ってもらい透明性を高めていくことなども、普及啓発の観点から良い取り組みになるとも述べています。
また、社会の複雑化とリテラシーの課題についても言及しています。