国際情報学部

7月25日『読売新聞』に国際情報学部教授 石井夏生利のコメントが掲載されました

国際情報学部教授 石井夏生利

国際情報学部教授 石井夏生利の専門分野は、情報法、プライバシー・個人情報保護法です。著書に、『EUデータ保護法』(単著)、『個人情報保護法コンメンタール』(編著)等があります。

 

このたび、2024年7月25日の『読売新聞』に石井のコメントが掲載されましたのでご案内いたします。
データ保護 世界から遅れ 個人情報保護法見直し 課徴金や団体訴訟導入を

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石井は記事の中でプロファイリングに関する問題についてコメントしています。プロファイリングとは、膨大なデータをAIで分析することで、本人も気づかないような内心や健康状態までをも推知することのできる技術です。EUのGDPR(一般データ保護規則)ではプロファイリングに異議を申し立てる権利を明文化しており、アメリカでも一部の州ではプロファイリングのオプトアウト(情報提供の拒否)を認めています。

石井はコメントで「日本でも対応が急務」であると述べ、「現在は自分の情報であっても事業者が違法なデータの取り扱いをした場合などしか行使できない利用停止請求権の拡充や、一定の類型のプロファイリングを不選正利用として禁止することなどを検討すべき」と指摘しています。

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