国際情報学部

国際情報学部でiTL Global Seminar(オンライン)を開催しました

2021年01月26日

2021年1月16日、国際情報学部_iTL_の学生を対象に、iTL Global Seminarを開催しました。

iTL Global Seminarとは、様々な分野で活躍するグローバルリーダーからその専門分野について講演いただき、もって今後の学生の学修・研究に生かすことを目的としたイベントです。
2020年度はいずれもオンラインで2回実施しています。
・2020年07月21日_iTL Global Seminar(オンライン)を開催しました_在メルボルン日本国総領事 松永一義様を迎えて
・2020年11月09日_国際情報学部でiTL Global Seminar(オンライン)を開催しました_スタンフォード大学 櫛田健児様を迎えて
 

今回は、在サンフランシスコ日本国総領事館領事の大村朋之様とGoogle LLC パートナーマネージャの古井あゆみ様を講師に迎え、オンライン講演会として実施しました。

国際情報学部_iTL_の設置科目である「国際ICTインターンシップ」(配当年次:2年次)では、アメリカのシリコンバレーにおける最先端の知識を得ることを目的のひとつとして、春季休業期間中の3週間程度を使って、現地の企業・機関を訪問する予定でしたが、今般のコロナ禍によって中止を余儀なくされています。
この「国際ICTインターンシップ」においては、在サンフランシスコ日本国総領事館とGoogleも訪問予定であり、今回、お二人のご厚意でオンラインによる講演が実現しました。

大村様のご講演テーマは「Covid-19禍のシリコンバレーのIT企業の現状」。
IT企業が多く集まるシリコンバレーも例に漏れず、コロナ禍によって、これまで当たり前に行われてきた活動の変革を迫られました。これまで世界各国から名立たる企業が集結し開催されていた展示会や学会のオンライン化、雇用や住宅事情等、シリコンバレーでの現状を、国家公務員として現地に従事する方の視点で紹介していただきました。
続く、古井様のご講演テーマは「Covid-19禍でさらなる変革をするGoogleの現状と未来」。
古井様がGoogleに入社されるまでの経緯やGoogleでの働き方に始まり、コロナ禍によって世界のデジタル化が進む中でのGoogleが果たすべき役割等を、ご自身の経験を踏まえて具体的に示していただきました。

シリコンバレーという情報サービスの最先端の地域において違う立場で活躍する方々の講演を聞くことで、多様な進路を目指すiTLの学生にとっては、グローバルな情報社会での活躍に向けて意欲的に学修を進める決意を新たにする機会になりました。

iTLでは今後も、情報分野の最前線で活躍する方の講演会を積極的に実施し、国際社会において革新的な情報サービスを実装する人材、Society5.0の実現に寄与する人材の輩出を目指してまいります。