国際情報学部

iTL Global Seminar(オンライン)を開催しました

2020年07月21日

2020年7月17日、国際情報学部_iTL_の学生を対象に、iTL Global Seminarを開催しました。
iTL Global Seminarは、様々な分野で活躍するグローバルリーダーからその専門分野について講演いただき、もって学生の今後の学修・研究に活かすことを目的としたイベントです。

今回は在メルボルン日本国総領事松永一義様を講師に迎え、オンライン講演会として実施されました。
昨年度までは同様の講演会は対面型での開催のみでしたが、オンライン授業の普及により、メルボルンとリアルタイムに繋がっての講演が実現しました。

テーマは、「多様性のある社会に求められるハイブリッド人材」。
松永様からは、キャリア、メルボルン総領事としての任務、COVID-19対策の日豪比較、外交に関わるセキュリティ等のお話しをいただきました。

松永様は理系の学部のご卒業後に外務省に入省され、「IT」と「外交」の複合的な視野でキャリアを過ごされた経歴をお持ちで、「情報の仕組み」・「情報の法学」・「グローバル教養」を複合的に学ぶiTLの学生にとっては、本講演のテーマにもある「ハイブリッド人材」の意味がよく理解でき、また、将来設計のイメージにも繋がったことでしょう。

講演後、学生からは、オーストラリアでのコロナ禍におけるオンライン教育の現状、英語を身につける方法、仕事にあたる上で大事にしている考え方等、様々な質問が寄せられ、それに対しても松永様から丁寧にお答えていただき、学生は、今後の学びをより充実したものにするための気付きを得ることができたはずです。
英語を身につける方法に関する質問に対する松永様のお答えの中では、価値観の異なる人との接し方やグローバルに通用する教養の必要性についての言及があり、これはまさにiTLが掲げる「グローバル教養」の考え方と合致するものでした。

 

iTLでは今後も、授業内はもとより、授業外での実務家による講演会も積極的に実施することで、「情報」と「法」の専門知識を身につけた学際的な人材の国際社会への輩出を目指します。