経済学部

高校生向け科目等履修生対象の「経済入門」授業が中大高校で行われました

2024年11月19日(火)の17時~、中央大学後楽園キャンパスにある中央大学高等学校にて、経済学部の科目「経済入門(担当:経済学部准教授 武田 勝)」の後期第8回授業が行われました。

この科目は科目等履修生制度によって高校生に開かれており、オンライン授業システムも併用して全国各地に受講生がいます。通常は多摩キャンパスの教室で行われますが、この日は中大高に武田先生が出張しての授業となっており、近隣の他校の生徒3名も対面で出席しました。

 

この日の内容はバブル崩壊からの「失われた20年」について寄与度分析をするグループワークでした。受講生は教室とオンラインとでそれぞれ3~5人ほどの小グループに分かれて 課題に取り組み、一緒に来ていた武田ゼミ生8名がファシリテーターとして各グループに散らばりました。

短い時間でしたがどこも真剣かつ楽しそうに取り組んでおり、最後に武田先生が各グループの回答を見ながらコメントを行いましたが、どのグループも良い分析ができていたようでした。

授業冒頭に読み上げられた「前回の振り返り」には、『グラフ分析だけでもすごい量の気づきや学びがあふれていて、これが物事に関する解像度が高いということなのか、というところに感動があった』という感想がありました。全14回の授業のまだ半ばですが、多くの受講生に大学の学びの本質が伝わっているようです。

 

 

経済学部 科目等履修生制度について

大学生の授業を受講できる「科目等履修生制度」について、経済学部では、高校1年生から出願できます。

高校生は審査料・登録料・科目履修料がすべて無料となるほか、中央大学経済学部に入学した場合、修得した単位は申請にもとづき、本学部の単位として認定されます。

大学生と通常の授業を一緒に受講することで、大学の学びを体感し、将来の学部選択に役立てることができます。
興味のある方は是非ご出願ください。

「【高校生向け】経済学部 科目等履修生の募集のお知らせ」より

また、科目等履修生として「経済入門」を履修することは経済学部の特別入試「高大接続入学試験」の出願資格の一つにもなっています。(※履修の上、一定以上の成績を修めた者。)