2024年1月26日から29日までの3泊4日の日程で、鳥居伸好ゼミ17名(3年生8名・4年生6名・大学院生3名、うち留学生3名)は、韓国・釜山の地域通貨(「トンベクチョン」)について、現地での研修及び地域通貨の利用状況とその効果に関する聞き取り調査を実施しました。
釜山市の花である椿(トンベク)と銭(チョン)から地域通貨名が付けられている「トンベクチョン」は、釜山市総人口の約3分の1にあたる約107万人が参加する地域通貨事業となっていることから、鳥居ゼミでは、昨年度の仁川市周辺の地域通貨(「インチョニウム」)の実態調査に引き続いて、「トンベクチョン」の事前学習をしたうえで、韓国・釜山及びその周辺での地域通貨事業を中心とする地域経済の活性化の取組みについて調査しました。
韓国での後半は、「トンベクチョン」の利用状況などの実態調査と並行して、グループごとのテーマ(「地域経済の活性化を念頭に置いた釜山の街づくり」、「釜山の食文化と地域経済の活性化」、「釜山のスイーツ文化と地域経済の活性化」、「古都(慶州)における地域経済の現状と展望」) に基づいて、フィールドワークを行いました。