経済学部

科目等履修生の「経済入門」を、中央大学高等学校にて実施しました

科目等履修生制度で高校生にも開かれている「経済入門」の第8回目となる授業を、中央大学高等学校の教室で実施しました。この「経済入門」は通常は多摩キャンパスで開講されていますが、附属校との高大連携の一環として期間中に数度、担当教員が中大高校に出向いて授業を実施することがあります。

中大高校のみなさんは、いつもは高校からオンラインで授業に参加しています。画面の向こう側の存在だった教員がこの日は目の前で授業をするという事で、いつもよりも活発に授業に参加している様子を伺うことができました。

授業に参加した中大高校の生徒からは「対面で来て貰っている時は、自分たちの反応をベースに授業が進んで行くので、参加している実感が強く得られるし、臨場感がある」といった声を聞くことができました。
またこの日は20分ほどのグループワークがあり、多摩キャンパスで受講している他校の高校生は大学生のグループに混ざるなどしていましたが、これについては「大学生とディスカッションできるのはとても羨ましい」という意見がありました。

担当の武田准教授は、この授業が大学生が受講する通常授業であることを踏まえたうえで、「経済学部を志望している高校生に『経済学の楽しさ』を知ってもらえるようにしているが、高校生向けにレベルを落としていることは一切ない」と話しました。
しかしながら生徒たちはしっかりと理解を進めており、「暗記型の高校の授業よりも『自分で考える』機会が多く、刺激になる」、「『経済学』という実生活に結びつく学問で、とても楽しく、前向きに受けられる」といった、授業に対する満足感を話してくれました。

経済学部では、引き続き高大接続教育に力を入れ、推進してまいります。