経済学部

高校生も一緒に受講。科目等履修生対象の「経済入門」がスタートしました。

今期、基本的に対面方式での授業実施方針となった中央大学経済学部では、学生らが久しぶりの、または初めてのキャンパスを思い思いに楽しんでいます。前期の授業開始日となった4月11日、「経済入門」の初回授業が行われ、履修対象の1年生に混ざって約40名の高校生が吉見 太洋 准教授の講義を受けました。

本科目は経済学部の1年次対象の講義科目ですが、経済学部 科目等履修生制度の対象の授業となっており、高校生にも開かれています。本学近郊からは高校生が多摩キャンパスを訪れ、授業に臨みました。

またコロナ禍以前よりオンライン化に取り組んでいた当制度は、現在では全国からの受講ができるようになっています。オンデマンド(配信)形式ではなくオンライン会議システムを利用した講義のため、質問などの発言も可能。
今年度前期は北海道、岩手県、茨城県、長崎県、熊本県、沖縄県からも高校生がリアルタイムで授業に参加します。

今期の「経済入門」担当教員である吉見 准教授はシラバス(講義要項)を説明しながら、「高校生でもついて来られるように進めますが、しかし高校生向けに平易にした授業にはしません。せっかく大学の授業を受けるのだから、高校では聞けないものを持ち帰ってほしい」と受講生に話しました。

経済学部 科目等履修生制度について

大学生の授業を受講できる「科目等履修生制度」について、経済学部では、高校1年生から出願できます。

高校生は審査料・登録料・科目履修料がすべて無料となるほか、中央大学経済学部に入学した場合、修得した単位は申請にもとづき、本学部の単位として認定されます。

大学生と通常の授業を一緒に受講することで、大学の学びを体感し、将来の学部選択に役立てることができます。
興味のある方は是非ご出願ください。

「【高校生向け】経済学部 科目等履修生の募集のお知らせ」より

また、科目等履修生として「経済入門」を履修することは経済学部の特別入試「高大接続入学試験」の出願資格の一つにもなっています。(※履修の上、一定以上の成績を修めた者。)