商学部

商学部学生がJリーグクラブチームにおける経営課題の解決に取り組んでいます

商学部『スポーツ・ビジネス・プログラム』の科目の一つである「スポーツビジネス・プロジェクトⅠ(明治安田寄付講座:担当教員 渡辺岳夫 教授)」では、提携するJリーグのサッカークラブである「水戸ホーリーホック」の経営課題の解決に、学生が取り組みます。

取り組み内容

 2025年9月7日(日)、SBPⅠの授業の一環として、茨城県日立市、日立市市民運動公園にて行われた「水戸ホーリーホックサッカーフェスティバル in日立 presented by JX金属」の試合において、「敬老の日企画」としてリサイクルワークショップを実施しました。対象は年中から小学校6年生で、牛乳パックを再利用して手紙を制作し、おじいちゃんやおばあちゃんに届けるという企画です。

 2025年の春学期に「水戸ホーリーホック」から提示されたミッションは、「子供たちが楽しく気候変動について学ぶことができる企画を考えること」でした。SBPⅠの学生のグループは、子供たちにとって身近な商品からリサイクルを体感するのが好ましいという発想から、水戸ホーリーホックのホームタウンで給食用として親しまれる「水戸ホーリーホック牛乳」という商品の存在に着目して企画を練り上げました。そして、その企画を水戸ホーリーホックの執行役員/事業統括本部長の瀬田元吾氏らの前で、「水戸ホーリーホック牛乳の紙パックをリサイクルして紙を制作し、それをはがきとして用いて子供たちの祖父母に手紙を書く」という企画をプレゼンしたところ、非常に高い評価をいただき、この企画を実施させていただけることになりました。

 実際に企画に参加したお子様はミキサーを用いた作業や紙漉きの工程に試行錯誤しながらも、牛乳パックが再利用できることを体感しつつ、慣れない手紙を書くという作業に戸惑いながらも日頃の感謝や思いをおじいちゃんやおばあちゃんに伝えようと一生懸命取り組んでいました。さらに、企画に関してのアンケートを実施し、気候変動対策アクションとしての教育的価値、企画自体の楽しさの両面において保護者、お子様の双方から高い満足度を得ることが出来ました。

本企画を考案し、実施したのは商学部1年の学生たち


加瀬 鈴佳、河内 亘希、佐々木 喬胤、柴田 航希、菅原 秀太、関根 貴成、西山 怜佐、蓮池 堅仁、平山 めい
 

関連リンク


  • 水戸ホーリーホック

  Webサイト(外部リンク)
  https://www.mito-hollyhock.net/


  • 明治安田生命 Webサイト

  明治安田Jリーグ Webページ(外部リンク)
  https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/jleague/