商学部

商学部・寺本ゼミの学生が「2024年関東学生マーケティング大会」で総合賞第3位を受賞しました

「関東学生マーケティング大会」は、関東にある大学の経営・商学系ゼミナールの学生がチームを組み、毎年、約半年間にわたる研究・プレゼンテーションを重ね競い合う大会です。

「2024年関東学生マーケティング大会」には12大学19ゼミナールが参加しました。その中で、商学部・寺本ゼミ 3年生の学生グループが、総合賞第3位を受賞しました。

2024年関東学生マーケティング大会 総合賞第3位、論文賞第3位

受賞内容

題目名:「マルチパッケージが消費者の購買意欲に与える影響について」

著者名:石原悠圭、溝田明日海、森部愛望、山野太心(中央大学 寺本ゼミ2班)

発表内容の概要:
 本研究では、マルチパッケージが消費者の購買意欲に与える影響を検証することを目的とし、特に、一つの味や機能に複数のパッケージデザインを持つ商品が消費者の選好や購買行動にどのように影響するか分析を行いました。具体的には、2つの実証実験を通じてマルチパッケージの有効性、消費者の購買意欲に関連する要素を明らかにしました。これにより、「マルチパッケージ」が消費者の購買意欲を促進し、売上向上が期待できるという実務的示唆を提示しました。そして、検証結果と実務的示唆を踏まえて、企業がマルチパッケージを導入する際の戦略として、パッケージコンプリートページの作成やSNS投稿によるクーポン付与など、消費者の収集意欲やパッケージの視覚的魅力等を高める施策を提案しました。

教員コメント

寺本 高 教授|商学部 国際マーケティング学科

若者らしい着眼点でありながらも世代に関わらず広く共感できるような研究内容だったのではないかと思います。限られた非常に短い期間の中でいくつもの実験を重ね,説得力ある高品質な論文の執筆とプレゼンテーションを成し遂げた集中力の高さには敬意を表します。指導教員でありますが,マーケティング学者の端くれとして私も大変勉強になる内容でした。

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