商学部

「Jリーグ・ビジネス論Ⅰ(明治安田寄付講座)」にJリーグ クラブサポート本部長の黒田卓志氏が登壇しました

商学部『スポーツ・ビジネス・プログラム』の科目の一つである「Jリーグ・ビジネス論Ⅰ(明治安田寄付講座:担当教員 渡辺岳夫)」に、4月18日(木)、Jリーグのクラブサポート本部 本部長である黒田卓志氏が登壇しました。


Jリーグビジネス論は、主としてJリーグの各クラブの経営者・経営管理者が講師として登壇して、地域特性、スポンサー特性、スタジアム特性、サポーター特性を踏まえて、どのようなクラブ経営を行っているのかをご講義いただいています。

4月18日の授業では、そのような各クラブに関する講義を学生がより深く理解できるようにするために、履修生が「Jリーグの存在意義を理解できている」「クラブ経営に関する問いが産まれている」状態に到達することを目途に行われました。

冒頭、Jリーグの存在意義を理解するために、Jリーグの理念や百年構想について説明されました。そこで具体的な百年構想の内容だけではなく、数字の100ではなく、なぜ漢字の百が使われているのかといったことについても説明され、細かい部分にも意味が込められていることが理解された。それらの説明の中では、サッカーのみに拘らず、スポーツ全体を意識して、日本におけるスポーツ文化の醸成に寄与することが大事であると強調されました。
次に、Jリーグの各クラブが、自治体、企業、そして個人とどのような目的で関わっているのかが説明され、様々なステークホルダーと互いの強みを持ちより、生み出した価値をシェアしていると指摘されました。具体的には、川崎フロンターレの発達障がいの方々を支援する取組等が紹介されました。
その後、Jクラブの事業とホームタウン活動について説明されたうえで、Jクラブの経営の収支構造について概説されました。

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