商学部

商学部学生がサッカークラブのブランド向上とホームタウンの課題解決のために「ベーグル風小松菜パン」を開発しました

商学部『スポーツ・ビジネス・プログラム』の授業の一つである「スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰ/実習Ⅰ(明治安田生命寄付講座)」において、サッカー関東リーグ1部所属の東京23FCと提携してチームのブランド価値の向上と、クラブがホームタウンとしている江戸川区における地域課題の解決にもつながる施策の考案と実践に取り組んでいます。
この度、そのうちの学生グループが、株式会社美多加堂とコラボレーションして、江戸川区の名産の小松菜を活用した「ベーグル風小松菜パン」を完成させ、試食会を実施しました!

活動内容


 中央大学商学部のスポーツビジネス・プログラムの講座である、「スポーツ・ビジネス・チャレンジ演習Ⅰ/実習Ⅰ(以下、SBCⅠ[担当教員:商学部教授 渡辺岳夫])」では、中央大学商学部とサッカー関東リーグ1部所属の東京23FCとが提携して、選抜された学生約30名が、東京23FCのブランド価値の向上につながるとともに、当該クラブがホームタウンとしている江戸川区における地域課題の解決にもつながる施策の考案と実践に取り組んでいます。

 新型コロナウィルスの蔓延状況を受け、活動する上で制約が課されるなか、2021年度のSBCⅠの受講生たちは様々な施策の考案と実践に取り組みましたが、そのうちの一つのグループが、株式会社美多加堂とコラボレーションして、江戸川区の名産の小松菜を活用した「ベーグル風小松菜パン」を完成させ、試食会を実施しました。

 小松菜は江戸川区の名産でありながら、その知名度はあまり高くないという問題意識を同区内の小松菜農家は持っていました。そこでSBCⅠの学生たちは、江戸川産小松菜の認知度向上を一方の目的に掲げ、比較的若い女性の観客が少ないという東京23FCの課題も同時に解決できるような施策を考案しました。社会人や小さな子供がいる比較的若い女性は朝ゆっくりと食事をとることができないということに着目し、すぐに食べることができて腹持ちが良く、かつ若い女性に特に必要な鉄分を多く含む「小松菜ベーグル」を発想し、包装に東京23FCのロゴやキャラクターをデザインするとともに、SNS媒体へのリンクを明示し東京23FCへの導線を確保してその認知を高めようと取り組んでいます。
 試作品は小松菜パウダーを練り込んだパンで、一つはチーズ味、もう一つはスムージー風にということでレモンとヨーグルト味。いずれも動物性たんぱく質(チーズやヨーグルト)を使っているのは、小松菜の特徴である鉄分と良くマッチして、鉄分を体内に取り込みやすくなるためです。そのまま食べるより、少しトーストした方が美味しいことが分かりまたしたが、朝が忙しい20代の女性向けということなので、そのまま食べても美味しいように、さらに一工夫することになりました。
 引き続き、正式な販売に向けて、学生たちは努力を続けています!

関連リンク

中央大学商学部『プログラム科目』

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授業提携先クラブ

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