国際情報学部

9月24日『朝日新聞』に国際情報学部・教授 石井夏生利のコメントが掲載

国際情報学部長・教授 石井夏生利の専門分野は、情報法、プライバシー・個人情報保護法です。著書に、『EUデータ保護法』等があります。
このたび、石井夏生利のコメントが9月24日の『朝日新聞』に掲載されましたのでご案内いたします。

(AIの時代)私の全部、見透かされてる? AIとの対話から資産、趣味、心の内側までも
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生成AIの普及に伴い、個人情報の保護やデータ活用のあり方が社会的な課題となっています。

検索エンジンでは断片的なキーワードを入力することが一般的ですが、グーグルのジェミニやオープンAIのChatGPTなどの対話型AIでは文脈を理解させるために経緯や背景を含めて入力することが多くあります。そのため、機微情報を含む個人情報を大量に集めやすい構造であるというリスクも指摘されています。実際のチャット履歴を用いた分析実験でも、明示的に入力していない趣味や家庭環境まで高精度で推測される実態が明らかになりました。

こうして収集された個人データは、利用者の属性や行動傾向を分析し、評価や予測を行う「プロファイリング」に活用されることがあります。プロファイリングは広告やマーケティング、与信審査、採用活動などで広く用いられていますが、本人の知らないところで分析が行われ、不利益を受けるケースもあります。

コメントで石井は「生成AIはこうしたリスクを一層強める可能性がある。プロファイリングしてはいけない情報とは何か、どのような利用方法なら適正といえるのかなど、日本には未整理な論点が多い」と述べ、「利用者が自分のプロファイリング結果にアクセスしやすくする仕組みが重要だ」と指摘しています。
 

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