国際情報学部

12月30日の『毎日新聞』に国際情報学部教授 石井夏生利のコメントが掲載されました

2022年01月12日

国際情報学部教授 石井夏生利

国際情報学部教授 石井夏生利の専門分野は、情報法、プライバシー・個人情報保護法です。著書に『EUデータ保護法』等があります。

このたび、石井のコメントが2021年12月30日の『毎日新聞』に掲載されましたのでご案内いたします。

「マイナカード保険証」の課題/下 「情報漏えい不安」解消が鍵
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2016年1月から交付が開始されたマイナンバーカード。2021年10月からはマイナンバーカードが健康保険証として利用可能になりました。その機能はさらなら拡充が検討されており、12月20日から運用が始まった新型コロナワクチン接種証明書アプリでもマイナンバーカードが必要になっており、今後は医療分野にとどまらず、運転免許証との一体化も実現するかもしれません。
他方で、マイナンバーカードが多くの機能を持つことにより、個人情報漏洩等のリスクへの懸念も生じます。
本記事で石井は、マイナンバー制度は個人情報を一元管理する仕組みではなく、また、行政機関間でのマイナンバーのやり取りの際には、マイナンバーではなく置換された「符号」を使う点から、マイナンバーカードの紛失やマイナンバー自体の流出では個人情報の漏洩には直結しない制度であることについてコメントしています。

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