国際情報学部

国際情報学部で学生主催のオンライン座談会「情報技術の進展と社会の変容」を実施しました

2020年11月04日

2020年10月28日、国際情報学部_iTL_の学生主催で、本学部教授 岡嶋裕史によるオンライン座談会を実施しました。本企画は、iTLの学生が自ら立案しており、今回が2回目の実施です。

前回は、本学部学部長 平野晋を招いた座談会を実施しました。

座談会のテーマは「情報技術の進展と社会の変容」。
岡嶋からは、インターネットの発達とGoogleによるインターネットの支配、SNSの登場によるインターネットの不可視性の増加の経緯や、個人と世界が直接繋がるSNSが浸透したことによる弊害とも言える所謂バイトテロやバカッター等のSNSにおける炎上といった社会問題等、インターネットと社会の相関に関する紹介がありました。
これに対し学生からは、今後の普及が期待される5Gとセキュリティの問題、ポストコロナにおけるインターネットの役割に関する質問があがり、5GによるモノのIoT化の更なる進展とIoT製品のセキュリティの必要性、各種社会活動のオンライン化によるVR技術の進展の可能性について意見交換が行われました。

私たちの生活には情報技術が深く関わっており、新しい情報技術の誕生は、生活をより便利にしてくれる反面、私たちの権利を脅かすリスクもはらんでいます。iTLでは、「『情報の仕組み』と『情報の法学』の融合」を教育理念に掲げ、情報分野における課題解決に貢献できる人材の育成を目指しており、今回の座談会は、新たな情報技術の誕生による社会変革の可能性に言及している点で、iTLの理念とも合致するものでした。

iTLは、本座談会のように学生が主体となって企画する学びの機会を応援し、現代社会の課題解決に貢献できる人材の育成を目指してまいります。