経済学部教授 小倉将志郎の新著、「金融化する世界 資本主義の構造変化と現代企業行動の本質」が日本経済新聞出版(日経BP)より2025年12月22日に刊行されます。
“世界金融危機の反省も空しく、金融は肥大化を続け、実体経済を振り回している。余剰金のある大企業がなぜ負債を増加させているのか? 財務活動としてのM&Aの拡大が意味するものは? ビッグテックも金融に進出する理由は? 大手金融機関はなぜ活況を保てるのか?「金融化」という知られざる枠組みを通じて、資本主義の構造変化に迫る。”(日経BP、本書紹介文)
書籍情報
- 《タイトル》金融化する世界 資本主義の構造変化と現代企業行動の本質
- 《著者》小倉 将志郎
- 《出版社》日本経済新聞出版
- 《ページ数》312
- 《判型》A5版
- 《発売日》2025年12月22日
- 《ISBN》9784296124923
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小倉准教授コメント
資本主義を人類が創り出した1つの「作品」に見立てるならば、本書は、複雑で底知れない、しかも常に変化し続けるそれに対面した筆者が、その最新の状況と構造がいかなるもので、それが人間社会にどのような含意を有しうるのかを突き止めようとする、独自の試みである。(本書「あとがき」より)