経済学部

経済学部教授 田村威文による企業会計についての新著が刊行されました

経済学部教授 田村威文の新著、「ニュートン力学で考える企業会計」が中央経済社より刊行されました。

“経済社会の営みである企業会計と自然科学に属する力学の関係性を考察することで、会計学研究のフロンティアに挑んだ意欲作です。会計に興味・関心のある方のみならず、理系の皆様にも物理学からみた会計の面白さをぜひ実感してください!”(担当編集者コメント)

書籍情報

  • 《タイトル》ニュートン力学で考える企業会計
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  • 《著者》田村 威文
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  • 《出版社》中央経済社
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  • 《ページ数》216
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  • 《判型》A5版
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  • 《発売日》2025年7月1日
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  • 《ISBN》978-4-502-54241-1
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    書籍情報(ビジネス専門書Online)

田村教授コメント

本書は力学的な手法を用いて、会計事象の状態およびその変化について考察しています。力学とは、物体の動きをニュートン(Isaac Newton、1642~1727、英国の科学者)の運動3法則にもとづいて考察するという、物理学の一分野です。 企業会計と力学には接点が見いだしにくいこともあり、力学にもとづく企業会計の研究はほとんど行われてきませんでした。ただ私は、力学という手法は会計事象を考察する際にも役に立つと考え、この分野の研究に取り組んできました。本書をお読みいただき、そのことが「会計に対する新たな見方」「会計研究上の新たな切り口」につながると幸いです。