中央図書館では年に2回企画展を行っていますが、2025年度前期には4月1日(火)から5月24日(土)まで、『中世ヨーロッパ最大のファンタジー「アーサー王物語」を原典で読む』という企画展が、本学経済学部の渡邉浩司(担当・フランス語ほか)監修のもとで開催されます。
この企画展では、12世紀にヨーロッパのフランス語圏で誕生し、15世紀に英国のトマス・マロリーが集大成した「アーサー王物語」のうち、日本語で読むことのできる原典だけでなく、この文学ジャンルに親しむための解説書や研究書も紹介しています。「アーサー王物語」は映画や演劇、小説や絵本やアニメ、マンガやゲームなど、さまざまなジャンルで愛されていますが、このうち代表的な映画を10本、現代のマンガとして山田南平作『金色のマビノギオン』を展示しています。
今回の企画展を通じ、広大な「アーサー王物語」の世界を楽しんでいただけましたら幸いです。