
経済学部特任教授の平松裕子と教授の伊藤篤による共著論文が、第14回 ICAEIC-2025(先端工学とICT融合に関する国際会議)において、Best Paper Award(優秀論文賞) を受賞しました。
第14回 ICAEIC-2025は、メルボルン工科大学(MIT Sydney)で2025年2月10日から13日に開催され、発表は平松裕子特任教授によって行われました。
■論文タイトル
“From Sightseeing to Gazing at the Place -For Developing an Application for Cultural Elements in Nikko-”
■平松特任教授コメント
外国人観光客が来訪する日光の具体的な事例をもとに、地域を尊重するきっかけとなる文化認識醸成アプリ作成を目指し、言語景観を地元民と観光客の接点として取り上げました。
正確に迅速に大量に情報を伝えることをよしとする社会にあって、実は人はそれぞれ主観的に情景を捉えているという点を実証結果に基づき指摘し、むしろ正確に翻訳しきれない文化的相違を見つけ、観光客が立ち止まる要素に着目した点が評価されました。
