経済学部の科目「キャリアデザイン(エアラインビジネス)」(担当教員:後藤孝夫)では日本航空(JAL)から講師をお招きし、業界のリアルな状況を学生にご教示いただいています。
2025年1月9日に後期の最後の授業があり、講師の方がこれまでの授業内容を振り返りながら航空業界の現状から展望をまとめてくださいました。

世界と日本の航空市場の規模や特性・航空業界の歴史から始まり、LCC(Low Cost Carrier)の台頭、コロナ禍による利用者の変化、新しい事業モデル、関連する職種やキャリアパス、パイロットの大量退職(定年退職)が起こるとされる2030年問題を含めた今後の展望など、さまざまな角度から改めてお話くださいました。またその随所で、学生から寄せられた質問にも詳細にお答えくださいました。
授業の最後に「エアラインビジネスは20年後も成長していると思いますか? エアラインビジネスの魅力は何ですか?」と学生たちに問いかけていただき、学生たちは1グループ3人ほどに分かれてこのテーマについてのディスカッションを行いました。


中央大学では社会や地域の持続的な発展とグローバル人材育成に寄与することを目的として、2018年度にJALと全学包括協定を締結。経済学部の人気科目である「ビジネス・プロジェクト講座」に2015年度の開講当初からご参加いただき、2021年度からは本講座「キャリアデザイン(エアラインビジネス)」にもご協力いただいています。