12月19日(木)、中国の国家級非物質文化遺産「木版水印」の伝承者であり浙江省十竹斎版画博物館の館長である魏立中氏が中央大学多摩キャンパスを訪れ、経済学部の唐成教授のゼミ生や陳希助教の中国語受講生を対象に、特別講義と体験指導を行いました。
魏立中氏は、学生たちに「浮世絵と中国十竹斎木版水印芸術の伝承過程」について解説し、木版水印技術の実演を交えながら、その独特な魅力を伝えました。イベントでは、学生たちが実際に版画制作を体験し、中国伝統技術への理解を深める貴重な機会となりました。
魏氏(左)と版画体験を楽しむ学生
魏氏の作品は、国際連合ジュネーブ本部やユネスコ本部、大英図書館、中国美術館、中国国家図書館など、世界中の10以上の専門機関に収蔵されており、その高い芸術的価値が広く認められています。
今回の文化交流の様子は新華社通信でも紹介されています。