経済学部では、附属4校から本学部に進む生徒を対象に、入学前の2~3月の間に特別教育プログラムを展開しています。経済学部が力を入れるゼミ教育の模擬体験ともいえる内容で、少人数チームで与えられた課題に対しての解決策を模索し、研究発表をするというものです。
2月20日と3月6日には経済学部教員と現役ゼミ生による対面の事前相談会も行われ、生徒たちは論の組み立てからプレゼン資料の作り方に至るまで、多くの指導を受けたり質問を重ねながら、研究を完成させていきました。
3月12日に集大成となる研究発表会が行われ、4校合計で41チームがそれぞれの成果のプレゼンを披露しました。堂々と発表し結果に喜ぶチーム、うまくまとまらず残念がるチームなどその中身はさまざまでしたが、どんな結果も今後に繋げて、誇りと自信をもって学部の4年間を過ごしてくれることを願っています。
結果発表と教員からの講評の後は、コロナ禍以前から5年ぶりとなる懇親会がヒルトップにて催され、出身校の垣根を越えて談笑する姿があちらこちらで見受けられました。多くの生徒が、これからの大学生活に向けて良いウォームアップができたと思わせる、晴れやかな顔をしていました。