経済学部

日本航空(JAL)の講師へ学生がプレゼンテーション。経済学部「キャリアデザイン」にて。

2022年07月11日

2022年7月5日、経済学部の科目「キャリアデザイン(ホスピタリティマネジメント)」(担当:後藤 孝夫)において、日本航空株式会社(JAL)より講師をお招きしてのグループワーク・発表が行われました。
この授業は全14回のうち10回にJAL産学連携部の猪田さま、吉村さまが講師として登壇され、航空業界の基礎とJALのホスピタリティの取り組みに始まり、テーマパーク、ラグジュアリーホテルと旅館、ファーストフードといった様々な業態でのホスピタリティを取り上げるものです。

最後の2回は10チームに分かれてのグループワークで、「これからのホスピタリティはどうなっていくか 人間が提供する価値とは?」という問いに対し、「ハード」「ソフト」「ヒューマン」の面から10年後のカフェを考えるというものでした。
短い時間の中で学生たちはさまざまなコンセプトのカフェを考案し、スライドにまとめて、7月5日のプレゼンにこぎつけました。

「AIやロボットの発展・発達により効率化ができる反面、人間の触れ合いが減るのではないか」といった観点から、あえてレトロ感・ビンテージな雰囲気や人間による接客にこだわったり、進行する少子高齢化に対応したサービスを展開するなど、時勢を掴んだコンセプトによる提案が多くなされました。
各チームの発表とも、「ホスピタリティ」の何たるかが、授業を通して学生にしっかり伝わったことを感じさせるものでした。

中央大学では社会や地域の持続的な発展とグローバル人材育成に寄与することを目的として、2018年度にJALと全学包括協定を締結。経済学部の人気科目である「ビジネス・プロジェクト講座」に2015年度の開講当初からご参加いただき、2021年度からは本講座「キャリアデザイン(ホスピタリティマネジメント)」にもご協力いただいています。