経済学部

【ゼミ】経済学部 伊藤伸介ゼミが(株)セブン&アイ・クリエイトリンクと共同で調査研究を行いました。

2022年02月15日

経済学部伊藤伸介ゼミは、2021年度後期の2年生と3年生のゼミ活動において、株式会社セブン&アイ・クリエイトリンク様(以下「セブン&アイ・クリエイトリンク」)と共同で調査研究を行ってきました。
この共同研究は、セブン&アイ・クリエイトリンクが管理・運営を行う商業施設「アリオ橋本」で、2021年9月に実施したアンケート調査のローデータ(未加工データ)を提供していただき、ゼミ生が調査データを分析した上で、セブン&アイ・クリエイトリンクに直接提案を行うことを目指したものです。

ゼミ生は、アリオ橋本への見学調査を行っただけでなく、グループごとにデータ分析とディスカッションを重ねてきましたが、2022年2月3日に2年生のゼミ生(10名が参加)、2月4日には3年生のゼミ生(20名が参加)を対象に、最終報告会がオンライン(Zoom)で開催されました。

2年生のゼミ生による報告会には、セブン&アイ・クリエイトリンク 調査・マーケティング部総括マネジャーの比永 潤様、同調査・マーケティング部マネジャーの伊東 孝雄様、同調査・マーケティング部担当の栗山 輝一様(中央大学経済学部2018年卒、伊藤伸介ゼミOB)に出席していただき、2年生の4グループの発表に対して、貴重なコメントをしていただきました。
また、3年生のゼミ生の報告会には、上記の3名の方に加え、アリオ橋本 支配人の野尻 敏行様と同販促担当の高井 憲務様(中央大学商学部2018年卒)にも参加いただき、3年生の7グループの発表に対して、大変有益なコメントをいただきました。

最終報告会に参加したゼミ生からは、「実際のローデータを用いて分析を行い、分析結果についての要因を考察する貴重な機会を得ることができた」、「思ったようにデータを扱うことができず、予想していた結果が出てこないこともあったが、今回のデータ分析は大変勉強になった」等、数多くの好意的な意見が寄せられました。

また、セブン&アイ・クリエイトリンクやアリオ橋本の皆様からは、ゼミ生による分析内容が、アリオ橋本の運営において日頃より意識しているワードを裏付けるものになっていたこと、ゼミ生による提案は、アリオ橋本における今後の店舗運営やマーケティングを行う上で参考にしていきたい等、多くのコメントをいただきました。

セブン&アイ・クリエイトリンクとの共同研究においては、企業で実際に行っているアンケート調査のデータを分析し、分析結果に基づく提案を行うことについて、ゼミ生自身が実地に経験することができたことから、コロナ禍のもとでゼミの課外活動に関する制約はあったものの、ゼミ生にとっての貴重な学びの場になったものと考えています。

このような機会をいただいたセブン&アイ・クリエイトリンクとアリオ橋本の関係者の皆様にお礼を申し上げます。