経済学部

経済学部教授 渡邉浩司が、国際アーサー王学会日本支部2021年度年次大会で研究発表を行いました。

2021年12月14日

アーサー王(画像出典:wikiペディア ※一部加工)

経済学部教授 渡邉浩司(担当科目:フランス語、他)が、国際アーサー王学会日本支部2021年度年次大会で研究発表を行いました。

フランス中世文学が専門の渡邉教授は、これまで主として古フランス語(12~13世紀)の韻文や散文で書かれた「アーサー王物語」を対象に研究を進めてきました。今回の発表では、日本の「軍記物」に相当する、11世紀後半に生まれた「武勲詩」というジャンルが、その変遷の過程で「アーサー王物語」の作中人物を取りこむようになった例として、『ロキフェールの戦い』(12世紀末~13世紀初め)という作品に妖精モルガーヌ(アーサー王の異父姉妹)が登場する例が検討されました。

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学会名:国際アーサー王学会日本支部2021年度年次大会(Zoom接続によるオンライン開催)
開催日:2021年12月11日(土)
題目:「武勲詩」における妖精モルガーヌー『ロキフェールの戦い』を例に

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