経済学部

経済学部教授 渡邉浩司が、フランスの学術雑誌『IRIS』41号に寄稿しました

2021年12月03日

猫また(左、画像出典:Ukiyoe Stock)、藤原定家(右、画像出典:Wikipedia)

経済学部教授 渡邉浩司(担当科目:フランス語、他)が、グルノーブル・アルプ大学出版局の学術雑誌『IRIS』41号(2021年度)に寄稿しました。
この号で渡邉教授は、藤原定家『明月記』の猫また記事の紹介と分析を行っています。

フランス語による紹介にあたっては、吉野朋美教授(中央大学文学部)とオリヴィエ・ロリヤール准教授(広島大学文学部)も共訳者として参加しました。なお『IRIS』40号ではこの同じ3人で、橘成季編『古今著聞集』が収録する猫の怪異譚3編をフランス語で紹介しています。

「IRIS」オンライン版

1986年創刊の『IRIS』は、学際的な観点から行われたイマジネール(神話、イメージ、シンボル、文化史など)の分析の成果を掲載する学術雑誌で、もともとはグルノーブル第3大学にあったイマジネール研究所(CRI)の機関誌でした。

現在では主として、グルノーブル・アルプ大学のイマジネールと社会・人類学センター(ISA)の研究成果が掲載されています。この雑誌は第39号からオンライン版に移行し、ネット上での閲覧が可能になりました。現在は34号(2013年度)まで閲覧できますが、将来的にはバックナンバーすべての公開が予定されています。