経済学部

経済学部「国際開発論(林 光洋教授担当)」特別授業「世界から電気の無い村をなくそう-アジア・アフリカにおける分散電源への挑戦-」が実施されました

2019年09月25日

9月24日(火)3限の経済学部「国際開発論(林 光洋教授担当)」において、三井物産株式会社プロジェクト本部プロジェクト開発第二部第二営業室マネージャー 山田 晃一氏(経済学部国際経済学科2009年卒・林ゼミ3期生)をお迎えし「世界から電気の無い村をなくそう-アジア・アフリカにおける分散電源への挑戦-」というテーマで講演が実施されました。

山田氏は、本学経済学部在学中に多彩な活動を経験され、2009年に三井物産株式会社に入社、様々なキャリアを重ねられました。2015年よりプロジェクト本部に所属し、事業計画の準備を進められ、本年11月にインドの現地企業にCFO兼CAOとして出向する予定となっています。

同氏の計画は、ESG(Enviroment、Social、Governance)の観点を踏まえた、インドにおける分散電源事業の拡充(現地でのICT化の進展を背景とした)、そのことを通じてインドさらにはアフリカの非電化地域に住む低所得者層の生活を向上させるというものです。その計画の事業化までの最前線での取り組みが熱く語られ、参加者は引き込まれるように聞き入っていました。

今回の特別授業は、ODAだけでなく民間企業のビジネスが、途上国の発展にどのように関わっていくことができるのか、また、大学での学びがビジネスでどのように役に立つのか、さらには総合商社での仕事の醍醐味といったことを直接学び、感じることができる貴重な機会となりました。

同氏の講演終了後は活発な質疑応答が行われ、特別授業終了後の4限・5限には、林ゼミの学生が同氏を囲んでディスカッションに花を咲かせました。