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2018年11月06日

【ゼミ】経済学部 山﨑教授のゼミ生が第11回タップアワードにおいて「学生賞」を受賞しました

  株式会社タップが実施する第11回タップアワードにおいて、経済学部山崎ゼミ4年、中山裕太さんの論文が学生の最高賞である「学生賞」を受賞しました。タップアワードは、ホテル・旅館全般に関わる、優れたアイディア・事例・提言した論文によって、業界の発展に寄与することを趣旨として実施されており、中山裕太さんは、『SDGs時代に求められる価値創造型CSRホテル経営』というタイトルの論文で、社会課題起点の「アウトサイド・イン」思考を軸とした、障害者雇用を中心としたダイバーシティ経営の実現を提案しました。

  受賞学生の今後の更なる活躍が期待されます。

以下、受賞学生の声をご紹介します。

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この度、第11回タップアワードにて「学生賞」を受賞いたしました。まず初めに、指導教員である山﨑朗教授に感謝の意を表するとともに、本アワードを運営された株式会社タップの皆様、そして、審査委員の皆様には、厚く御礼申し上げます。

私の論文のタイトルは、「SDGs時代に求められる価値創造型CSRホテル経営」でした。SDGsとは、持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)の略です。この目標は、2015年に国連総会で採択された「持続可能な開発のための 2030 アジェンダ」の中核を成す考え方で、2030 年までに実現しなければならない 17 のゴールと 169 のターゲットが示されています。

世界的な潮流は、SDGsの達成に向かっています。日本経済新聞をみても、ESG投資やダイベストメント、RE100、統合報告書(財務報告書と「非」財務報告書を合わせたもの)のキーワードが頻出し、その動きが加速していることが窺えます。

一方で、ホテル産業をはじめ観光産業は、SDGsの潮流に対応する動きが鈍いように思えます。SDGsの達成を民間企業が実現していく場合、本業と絡めた「CSR」で取り組むのが一般的です。この場合のCSRは、「CSV」(ここは意見の分かれる解釈ですが、私は、CSVは、CSRの一部としています)と言われるもので、社会的価値と経済的価値を両方創出していくものです。2つの価値を創出することは、企業価値を高めるとともに中長期的には「差別化戦略」になっていきます。

ただし、短期的な効果は見えにくいため、訪日外国人観光客が急増し恩恵を受ける観光産業だからこそ、優先順位が低くなってしまい取り組みが鈍くなるのではないかと思っています。

私の論文で、少しでもの社会的価値と経済的価値の両方を創出する必要性を認識してくれれば、微力ながら嬉しく思います。

 

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