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商学部
渡辺 岳夫ゼミ 実態調査報告

タイトル:ビジネス・チャレンジ演習【障害者スポーツマネジメント】
調査日:2017年5月13日~14日
参加学生数:2年次:8名, 3年次:5名, 4年次:3名
調査先:「花博記念公園」鶴見緑地球技場(大阪府大阪市鶴見区浜1丁目1-37)

調査の趣旨(目的)

アンプティサッカーの全国大会は,5月に大阪で開催されるレオピン杯と,11月に東京で開催される全日本選手権の2つがある。当該講座は,後者の大会を学生主体で運営することを趣旨としているが,そのノウハウや実地の雰囲気を体感するとともに,運営の技術的な側面について調査することが,今次レオピン杯を調査見学する目的である。

調査結果

大阪の鶴見緑地球技場で開催された第4回レオピン杯を,ビジネス・チャレンジ演習【障害者スポーツマネジメント】の学生と視察した。レオピン杯とは,下肢切断者がプレーするアンプティサッカーの全国大会の一つである。
ビジネス・チャレンジ演習【障害者スポーツマネジメント】という講座の最終的な目標は,11月に東京で開催されるアンプティサッカー協会主催の全日本選手権の運営を,学生主体でマネジメントすることである。同選手権を成功裡にマネジメントするためには,同種の全国大会の運営を参考にすることが重要である。
視察の結果判明したことは,次の通りである。第一に,参加選手数の少なさである。第二に,観客数の少なさである。第三に,アンプティサッカーのトップレベルの試合の競技性の高さである。第四に,スポンサーの企業の方々の想いをお聞きするとともに,スポンサードを行う目的をお聞きすることができたことである。そして,最後に,大会運営のノウハウを体感し,全体像を把握することができたことである。
以上のことから,今後ビジネス・チャレンジ演習【障害者スポーツマネジメント】の学生が重点的に取り組むべき方向性が示唆された。第一に,参加選手数の少なさの原因として,大会参加にかかる諸費用を選手個人が負担しており,これが重荷になっているということと,アンプティサッカーの知名度が未だ低く,同サッカーの競技人口が少ないということを指摘することができる。以上のことに鑑み,選手の大会参加費をスポンサードしていただける企業を開拓することと,知名度向上のために広報活動に尽力することの重要性が示唆された。なお,広報戦略の重要性は,観客数の増加のためにも非常に重要であるといえよう。
また,レオピン杯の大会スポンサーである湧永製薬㈱の湧永社長,シフトプラス㈱の中尾社長,および㈱エスエスケイの佐々木社長が来場されており,その全員にヒアリング調査をすることができた。そのお話の内容は,今後学生がスポンサー企業を獲得する活動に大変参考になるものであった。
最後に,最も今回の視察における成果は,アンプティサッカーが多くの人を感動させるほど高い競技性を有しているということを,学生が体感することができたということである。このことは,学生が今後,全日本選手権の広報活動やスポンサー獲得活動を遂行するにあたり,そのモチベーション面において非常に大きな効果をもたらすことになろう。

開会式の模様

開会式の模様

スタジアムの様子

スタジアムの様子

日本障害者サッカー連盟会長の北澤豪氏との大会後の記念写真。北澤氏には,全日本選手権の成功の意義を熱く語っていただき,学生のモチベーションは高揚した。

日本障害者サッカー連盟会長の北澤豪氏との大会後の記念写真。北澤氏には,全日本選手権の成功の意義を熱く語っていただき,学生のモチベーションは高揚した。