商学部

タイ人学生が、中大生協等でインターンシップの実習を行いました。(第1回商学部グローバル・インターンシップ受入プログラム報告)

2016年07月28日

 中央大学商学部では、2014年からタイのパンヤピワット経営大学(PIM)と提携を結び、インターンシッププログラムを展開していますが、今年度、受入プログラムとして、タイ人学生らが日本における2週間のインターンシップを行ないました。 本インターンシップは、既に実施している商学部からの送出しプログラムに対して、初めてのタイからの受け入れプログラムで、実質的に、両者にとっての双方向プログラムの実現となりました。

*実習1週目*

日本語講座での1コマ

 第1回目となる今年度は、6月5日~19日の15日間、6名のPIM学生(男子学生4名、女子学生2名)が、商学部へ派遣され、商学部で用意した企業での就業体験、工場見学、日本語講座、成果発表会、商学部学生との交流行事等に参加しました。

 参加学生らは、1週目、日本語講座やマナー研修を行いながら、中央大学生活協同組合(以下「中大生協」という。)多摩キャンパスの店舗で業務を行いました。食品や書籍コーナーでの物品販売や旅行カウンターでのカウンター業務など体験を行いました。

*実習2週目*

浦和レッドダイアモンズでの会場整備業務

 2週目は、スポーツビジネスインターンシップとサービス関係インターンシップに分かれ、計4か所の企業(浦和レッドダイアモンズ、BBMスポーツコミッション、さくら亭、ミールワークス)で業務を体験しました。最終日は、商学部学生の前で日本語による成果発表を行い、食堂にて修了式と交流パーティーを行いました。

成果発表会

 成果発表会では、6名のタイ学生全員が「素晴らしい体験だった」と感想が述べられ、彼らが経験した、日本でしか味わえない日本のホスピタリティ等について、タイとの比較をしながら、発表していました。
 終了式には、PIMからの日本語教員(田島先生)、笹川学部長補佐、河合前学部長もかけつけ、タイへの送出しプログラムの参加者やタイからの留学生を加えた盛大なパーティーとなりました。
 

 外国人のインターンシップ受入に関しては、中央大学としても初めての試みでしたが、今年度の経験を基にして更なるプログラムの向上にむけた準備を行うと共に、PIMとの継続的な関係強化を続けます。

PIMからの参加学生
① Mr. Kitanan Weerasirikun
② Mr. Niwatchai Assawamet
③ Mr. Pattara Niyamas
④ Mr. Suphawat Kiatsaman
⑤ Miss Saowalak Thansamai
⑥ Miss Tanaporn Poorinan