商学研究科
商学研究科委員長挨拶
商学研究科へようこそ
――不確実性の時代に活躍できる能力を磨くために――
平澤 哲 商学研究科委員長
AIをはじめとする技術革新の加速、グローバリゼーションの深化、サステナビリティをめぐる新たな課題の出現など、現代社会はかつてない不確実性の時代を迎えています。様々な要因が絡み合う複合的な課題に対処するためには、高度な専門知識に加えて、未知の領域に挑む探究心や変化に柔軟に対応できる思考力が求められます。
本研究科では、経営・会計・商業・金融・経済といった幅広い分野にわたり、高度な専門知識を体系的に学ぶとともに、理論と実践を往還しながら主体的に学修できる環境を整えています。カリキュラムは、修士号を授与する博士前期課程と、博士号を授与する博士後期課程から構成され、前期課程には、研究者や高度専門職を育成する「研究コース」と、ビジネスの第一線で活躍する人材を育成する「ビジネスコース」を設けています。自身の将来像に応じて最適な学びの道を選択することができます。
本研究科で学ぶ大学院生は、大きく三つのタイプに分かれます。第一は、研究者を志す学生です。博士前期課程で基礎的な研究能力を培い、後期課程では独自のテーマを深めて博士論文に取り組みます。地道な努力の積み重ねが、新たな知の創出につながります。第二は、高度専門職を目指す学生です。会計分野を中心に、税理士や公認会計士などの資格取得に向けて専門知識を磨きます。第三は、実務の世界で幅広く活躍することを志す学生です。ビジネスコースでは、講義に加え、ビジネス・プラクティカル・セミナーや特定課題研究を通じて、専門能力・分析力・課題解決能力を伸ばしていきます。
商学研究科には、商学に関連する多様な分野の教員が所属し、理論的かつ実践的な研究指導を行っています。学生は、意欲的な仲間や多様な専門性を持つ教員に囲まれて充実した時間を過ごしながら、専門能力・探究力・思考力を着実に高めることができます。
商学研究科で、ぜひ、皆さんの将来を切り開くきっかけを掴んでください。







