理工学部

研究開発機構池田富樹研究室の光運動材料に関する研究成果が、2019年11月25日付日経産業新聞に掲載されました

2019年12月03日

研究開発機構池田富樹研究室の,動的共有結合を組み込んだ,三次元成形加工可能な光運動材料が,11月25日付日経産業新聞で紹介されました。

【掲載誌】日経産業新聞2019年11月25日(月)6面(先端技術)

【見出し】光で変形「小さな動力」に/中央大、ロボなどに高分子応用

 光応答分子アゾベンゼンを組み込んだ架橋液晶高分子は,ソフトマテリアルとして光プラスチックモーターや光駆動ソフトロボットアームなどに応用されてきましたが,架橋(橋架け)されているので不溶・不融となって複雑な三次元構造体に成形加工することは不可能でした。本記事では,架橋液晶高分子に外部刺激により解離・結合が可能な動的共有結合を導入することにより,一般のプラスチックと同様に容易に成形加工できる光運動材料を開発することに成功したことが紹介されています。