中村研究室の学生が司会進行をする様子
2024年11月10日(日)、町田市役所にて「2024年度町田市市民参加型事業評価*1」が開催されました。本イベントでは、市民の意見を反映した行政運営の透明性向上を目指し、幅広い参加者による事業評価が行われました。
総合政策学部の中村周史准教授は、有識者評価人として3つの事業の評価に携わりました。さらに、中村研究室の学生たちも評価人として参加し、大学生の目線から各事業の論点に意見を述べました。
中村研究室は評価活動にとどまらず、当日の司会進行や受付、さらにメタバース空間での案内役など、イベントの運営面でも重要な役割を担いました。このような活動は、学生たちの多角的な成長の場となるだけでなく、地域社会との結びつきを強化する貴重な機会となりました。
当日の評価人は、有識者3名に加え、高校生や市民評価人も参加。多様な立場からの意見交換が行われ、会場とオンラインを通じて多くの傍聴者が参加する盛況な一日となりました。今回得られた意見や提案は、2024年2月に町田市役所の各所管課から提示される改善案に反映される予定です。
地域と学術が連携するこの取り組みは、学部の教育理念を体現するものであり、今後のさらなる発展が期待されます。
総合政策学部准教授 中村周史の専門分野は、応用マクロ経済学です。
【中村研究室の学生が運営や評価人として参加している様子と有識者評価人を務める中村准教授】
*1:2024年度町田市市民参加型事業評価について(町田市公式ホームページ)
*2:町田市と中央大学総合政策学部は2024年4月1日に「行政経営改革に関する連携協定」を締結しました