総合政策学部

総合政策学部 加藤ゼミがインドネシアの北スマトラ州国立北スマトラ大学とStudent Forum(研究発表会)を開催しました

2023年10月05日

    北スマトラ大学文化学部学生と加藤ゼミ生の集合写真

8月11日、インドネシアの北スマトラ州国立北スマトラ大学とStudent Forum(研究発表会)を開催しました。


加藤ゼミの2、3年生28名と国立北スマトラ大学文化学部学生が、両国で問題になっている事柄について研究発表会を開催しました。北スマトラ大学の学生と加藤ゼミの学生は、英語、日本語、インドネシア語で「社会とインフラ」「AIと宗教」「宗教に基づく死生観」「若者文化」について発表し、意見交換を行いました。各テーマで文化や価値観の違いなど活発な意見が交わされました。加藤ゼミは例年夏季休暇中にインドネシアにおいて学生フォーラムに参加したり、企業やNPO、政府機関などを訪問します。


 総合政策学部では英語以外に9つの外国語教育を実施しています。マレー・インドネシア語もその一つです。(ドイツ語、フランス語、中国語、韓国・朝鮮語、アラビア語、マレー・インドネシア語、ロシア語、ペルシア語、ヒンディー・ウルドゥー語)

 

Student Forum(研究発表会)に参加した赤松 義人さんと石野 史華さんに感想を伺いました

赤松 義人さん(国際政策文化学科3年):昨年は、コロナの影響により現地に行くことは叶わずオンラインによる開催でした。
しかし、今年は実際に現地に行くことができ、直接インドネシアの学生と交流することができました。お互い同じテーマで発表をしましたが、文化や価値観が日本とは異なる視点だったのでどのテーマも大変勉強になりました。
また、発表後にはインドネシアの学生と意見を交わす機会もあり、学生フォーラムを通して様々なことを学ぶことができました。
このような学びの場を提供してくださった加藤先生をはじめ、学生フォーラムを開催するにあたり尽力してくださった北スマトラ大学の先生方、学生へ感謝をしながら、今後の学生生活に生かしていきたいと考えています。

 

石野 史華さん(国際政策文化学科3年):学生フォーラムでは、3年間学習しているインドネシア語を使用して発表を行うことで、自分の言葉で相手に考えを伝えることの大切さを学びました。
発表を通じて、北スマトラ大学の学生が感じている宗教の在り方や日本に対するイメージを知り、日本とインドネシアの異なる価値観のみならず、両国に共通する文化についても理解を深めることができました。
質疑応答では、それぞれの疑問をより深く議論し、意見を交換し合う有意義な時間となりました。異文化を理解するためには、自国の文化と相手の文化の差異を理解し、尊重する姿勢が非常に大切であることを実感しました。ご指導いただいた先生方、友人に心から感謝しています。