総合政策学部
黒田絵美子ゼミが「パルTAMAフェス2016」をサポートしました
2016年10月13日
■子どもたちに好評だった学生企画

スタンプラリー受付

どんなバックができるかな?

シークレットキャラクター
大人気だった「うさぎさん」
9月17日(土)・18日(日)の両日、中央大学FLP黒田絵美子ゼミ※1が、パルテノン多摩(京王・小田急 多摩センター駅)で街を舞台にした音楽・演劇の体験型フェス「パルTAMAフェス2016 」の企画・運営をサポートしました。
過去3年間FLP黒田ゼミがサポートした「多摩1キロフェス」から、今年は名称を「パルTAMAフェス」に変更して開催されました。パルテノン大通りにて、「『ペタ×んぷ』~世界に一つだけのオリジナルバックをつくろう!!~」と題した、スタンプラリーを行いました。
※1 中央大学FLP地域・公共マネジメントプログラム黒田ゼミは、総合政策学部教授 黒田絵美子が指導教授を務める全学横断型のゼミナールです。「地域文化振興の実践」をテーマに、演劇や映画、音楽、古典芸能などを通した地域文化振興フィールドワークを行っています。

FLP黒田ゼミ3年ゼミ長 天野 雄大さん
イベント終了後、FLP黒田ゼミ3年ゼミ長 天野 雄大さん、国際政策文化学科2年 池田 惇名さん、国際政策文化学科2年 渡辺 琳子さんの3名に感想を聞きました。
-イベントを終えていかがですか?
天野:当日は台風も接近中とのことで、心配でしたが、おかげさまで天候にも恵まれ、多くの方々に楽しんでいただけてホッとしています。昨年は先輩たちがプレイベントとスタンプラリーの企画・運営をされていて、ぼくら後輩は多岐にわたるイベントの各部署に配置される形での参加でしたが、今年はFLP黒田ゼミがひとつの企画の立ち上げから運営までのすべてを任され、責任重大でしたがとても良い経験になりました。
池田:わたしたちが考えたのは、無地のエコバックにスタンプで絵を作り、世界に一つだけのオリジナルバックを作る企画で、「ペタ×んぷ」と名付けました。お子さんたちが夢中になって取り組んでいて、その真剣な表情がとても印象的でした。
渡辺:現場に出ると、自分のコミュニケーション力や対応力を試されてとても勉強になりましたし、楽しんでいるお子さんたちの反応を見ることができ、やりがいを感じました。
-準備期間はどのぐらいでしたか?
天野:主催者との最初の打合せが4月初旬だったので、約半年間です。その後も本番までに何度も打合せをさせていただきましたし、限られた予算内で衣装の準備やスタンプの作成に夏休み返上で取り組みました。

左:国際政策文化学科2年 池田 惇名さん
右:国際政策文化学科2年 渡辺 琳子さん
-どのぐらいの来場者数だったのですか?
天野:2日間で約1500人の方々に来ていただきました。
-代々先輩たちが携わってきたイベントですが、プレッシャーはありましたか?
天野:FLP黒田ゼミの先輩たちは2009年から「パルTAMAフェス」の前身である野外イベントや「多摩1キロフェス」(2013~2015)に携わってこられましたが、黒田先生は「今までやってきたからといって強制ではないから、参加する、しないは、自分たちで考えていいのよ。自分たちの取り組みたいことをやりなさい」といつもおっしゃってくださるので、プレッシャーはありませんでした。そのかわり、今年は企画まで任せてくださった主催者の方のお気持ちを考えると、「期待に応えなければ」という責任を感じることはありました。
池田:今回のイベントは3年生が中心で、2年生は準備と当日のお手伝いだったので、プレッシャーはありませんでしたが、来年私たちが中心となると思うと、先輩方のようにできるか不安はあります。
-地域振興という面ではいかがでしたか?
天野:地域の多くのみなさんに楽しんでいただけたという面では成功だったと思います。ただ、うまくいった分、地域の人々の次回への期待も増すので、こういうイベントは継続が大切だと考えています。今年は多摩センター駅周辺の企業様から、さまざまな景品をいただきました。サンリオさんからは光るおもちゃ、多摩都市モノレールさんからはクリアファイル、ココリアさんからは割引券をご提供いただき、お子さまだけでなく、付き添いの親御さんにも好評でした。イベントをきっかけに地域にある企業を知ってもらったり、利用してもらうことができるので、よい取り組みだったと思っています。
-地域が連携することで、より多くの方々に喜んでいただけるのですね。今後もみなさんの活躍を楽しみにしています。本日はありがとうございました。