国際情報学部

全日本空輸株式会社に内定

全日本空輸株式会社に内定! 青山悠聖さん

iTLを進学先に選んだ理由を教えてください。

高校生の頃、私は将来やりたいことがまだ明確に決まっていませんでした。その中でiTLを選んだ理由は、「情報」「法律」「グローバル教養」という幅広い分野を横断して学べることに魅力を感じたからです。特に情報分野は、生成AIをはじめとする技術の発展が著しく、これから社会に出る上でも必要な知識だと感じていました。幅広い分野を学ぶことで、自分の興味や将来携わりたい業界を見つけられる点も魅力でした。
また、少人数制で先生との距離が近く、一人ひとりに対するサポートが手厚いと聞いていたことも進学を決めた理由の一つです。将来の目標がまだ決まっていない人にとっても、さまざまな分野を学びながら自分の進路を考えられる学部だと思います。

iTLの授業科目の中で最も印象深かった科目を教えてください。

私が特に印象に残っている講義は、「特殊講義(インフォメーション・エコノミー)」と「情報産業における人的資源管理論」です。
「特殊講義(インフォメーション・エコノミー)」では、情報社会や情報経済について、身近な事例と結びつけながら学びます。例えば、農業・工業・情報産業を人間の身体になぞらえ、現在のような情報社会を半世紀以上も前から考えていた経済学者がいたことなど、社会や経済がどのように変化してきたのかを歴史とともに学びます。
この科目では、IT技術の発展によって日本や世界の社会が今後どのように変化していくのかについても考えます。特に、日本が実用化に向けて力を入れているフィジカルAIなど、新しい技術が社会や経済にどのような変化をもたらすのかを考えられるところが面白かったです。フィジカルAIとは、センサーやカメラなどの外部システムから得られるさまざまな情報をAIが解析・判断し、その結果を基にロボットや設備等の物理的なデバイスを動かす技術です。
私はもともと経済分野に苦手意識がありましたが、ITや企業などの身近な事例と結びつけることで、楽しみながら学ぶことができました。

「情報産業における人的資源管理論」では、企業にとって重要な「人」に焦点を当て、モチベーションやウェルビーイング、リーダーシップなどについて学びます。特に、人がどのようなときに前向きに力を発揮できるのかを考えたことが印象に残っています。また、リーダーシップは肩書きによって決まるものではなく、一人ひとりの行動や姿勢によって発揮できるものだと学びました。グループワークも多く、自分自身の強みや考え方を振り返る機会があるため、就職活動だけでなく、社会人になってからも生かせる学びが得られる講義だと感じています。

ゼミでの研究テーマ、卒業論文・卒業制作のテーマを教えてください。

卒業論文では、「日本男子100mにおける記録水準の向上と国際競争力の変化」をテーマに研究しました。近年、日本男子100mは国内の記録水準が大きく向上しています。一方で世界大会では以前ほど結果を残せていない現状があります。
そこで、国内の競技レベルの変化や代表選考制度、世界大会との関係性などをデータを用いて分析し、日本陸上界が国際舞台でさらに活躍するためにはどのようなことが必要なのかを研究しました。自分自身も陸上競技に取り組んできた経験があるため、競技者の視点も生かしながら研究を進めました。身近な疑問をデータに基づいて分析し、客観的に考察していく過程は、とても興味深いものでした。

ゼミの中で自分が成長できたと思うところを教えてください。

ゼミで最も成長したと感じるのは、研究の進め方を身に付けられたことです。
特に、リサーチクエスチョンを設定することや、先行研究を読み込み、すでに明らかになっていることとまだ明らかになっていないことを整理した上で、自分の研究の意義を考えることには最初は苦慮しました。しかし、先生やゼミの仲間と議論を重ね、試行錯誤を繰り返す中で、物事を多角的に考え、根拠に基づいて課題を設定する力が身に付いたと感じています。
この経験を通して、何かを考えるときには、感覚だけで判断するのではなく、さまざまな角度からの情報を集め、根拠をもって考えることの大切さを学びました。

アルバイトやインターンシップ、サークル等、正課外の活動について教えてください。

学童保育で4年間、飲食店で約2年間アルバイトをしていました。学童保育では、子どもたちと関わる中で、相手の立場に立って考える力やその場に応じて柔軟に対応する力を身につけることができました。
課外活動では、準体育会の陸上サークルとiTLFest.実行委員会(大学祭実行委員会、以下「実行委員会」)に所属していました。陸上サークルでは日々の練習や大会に参加し、実行委員会では企画や運営に携わるなど、どちらも大学生活の中心となる活動でした。特にiTLの友人の多くとは、実行委員会を通して出会いました。学部内で友人をつくるきっかけにもなるので、iTL生にはぜひ所属をおすすめしたいです。
また、iTLは運動系サークルが多いわけではありませんが、多摩キャンパスや茗荷谷キャンパスのサークルにも参加できます。キャンパスを超えて活動の選択肢を広げられるので、自分に合った活動を見つけることができると思います。

大学生活を経て、なぜその内定先に応募しようと思ったのか教えてください。

もともと旅行が好きで、飛行機に乗る時間も旅行の楽しみの一つでした。初めて飛行機に乗ったとき、搭乗した瞬間から旅行が始まったようなわくわくした気持ちになったことを今でも覚えています。
その経験から、旅行や大切な仕事など、さまざまな目的で飛行機を利用されるお客様にとって、「出発」の時間をより良いものにしたいと思うようになりました。就活イベントでは、社員の方々の仕事に対する姿勢や温かい雰囲気に触れ、その思いがさらに強くなり、応募を決めました。
今後は成田空港の機能強化などにより、グローバル化がより一層進むと考えています。その中で、日本のおもてなしの心を体現し、一人ひとりのお客様に寄り添ったサービスを提供したいです。そして、お客様に「またANAを利用したい」と思っていただけるような存在を目指したいと考えています。

iTLでの4年間はいかがでしたか。

本当にあっという間の4年間でした。授業やゼミ、実行委員会、留学、就職活動など、さまざまなことに挑戦し、とても充実した学生生活を送ることができました。
入学前は情報分野の知識がほとんどありませんでしたが、4年間を通して基礎から学び、生成AIをはじめとする現代社会に欠かせない知識を身に付けられたことは、自分にとって大きな収穫でした。また、大学のプログラムを利用してニュージーランドへ短期留学し、現地での生活や学びを通して、日本とは異なる文化や価値観に触れたことで、自分の視野を広げることもできました。
少人数制だからこそ仲間との距離も近く、学びだけでなく、人との出会いにも恵まれた4年間だったと感じています。

受験生へのメッセージをお願いします。

受験生の皆さん、受験勉強お疲れ様です!
志望校を決める中で、「将来やりたいことがまだ決まっていない」と不安に感じる方もいると思います。私自身もそうでしたが、iTLでは情報・法律・グローバル教養を幅広く学べるため、学びながら自分の興味や将来の進路を見つけることができました。
また、ビルキャンパスでの学生生活に不安を感じる人もいるかもしれません。しかし、実際に通ってみると都心ならではのアクセスの良さが大きな魅力です。授業の後に友人と食事に行ったり、買い物に出かけたりと、学び以外の時間も充実していました。
最後になりますが4年間の学生生活は、振り返ってみると本当にあっという間です。興味をもったことにはぜひ積極的に挑戦し、自分らしい大学生活を送ってください。iTLならきっと、その一歩を後押ししてくれると思います。