国際情報学部
株式会社テレビ朝日ミュージックに内定

-
iTLを進学先に選んだ理由を教えてください。
-
私は、幼少期から楽器やダンスが好きで、近年のエンターテイメントに欠かせない情報技術と法律について学びたいと考えていました。
情報技術への関心が高まったのは、私の学年が高校1年生の終わりからコロナ禍にあったことがきっかけです。コロナ禍は、オンラインライブやメタバースの利用が増加した時期でもありました。そのため、今後のエンターテイメントにデジタルの要素は不可欠になっていくと強く感じていました。法律面では、ハリウッドでの俳優のストライキなど、今後のサブスクリプションやAIの使用による権利関係等が話題になっていました。これらを各分野の第一線で活躍されている方々から学ぶことができる点に惹かれ、iTLを進学先に選びました。
-
iTLの授業科目の中で最も印象深かった科目を教えてください。
-
私が特に興味深かったのは、「ネットビジネスとマネタイズ」と「特殊講義(eスポーツ)」の2つです。
どちらも業界の最前線で活躍されている方が講師となっている講義で、時代の流れを掴む講義という印象を受けました。「ネットビジネスとマネタイズ」では、メディア、コンテンツの歴史だけでなく、私が高校生の時から気になっていたライブ配信をはじめとし、サブスクリプションの収益の流れなど、エンタメの裏側を深く知ることが出来ました。「特殊講義(eスポーツ)」では、eスポーツの歴史からその経済効果、海外と日本のeスポーツ大会の違いと多くのことを学びました。
どちらも私の興味があったことを深堀りする内容であったことに加え、今後の将来についてじっくり考えるための要素にもなったことから、とても印象深く楽しい講義となりました
-
ゼミでの研究テーマ、卒業論文・卒業制作のテーマを教えてください。
-
私の所属する岡嶋裕史ゼミでは、ゼミが始まる2年生後期から観光協会と連携して観光振興のためのオーバーツーリズム対策案を提案したり、小学生のプログラミング教育の内容を企画・実施したりと、外部団体様のご協力のもと、様々なテーマに取り組んでいます。
私の卒業制作は、「ユーザーの主観的な肌悩みに対するスキンケアを提案するWebページの制作」です。情報学部として一つの制作に取り組みたいという思いから、3人でグループとして一つの卒業制作に取り組んでいます。ユーザーに肌悩みについて質問に回答してもらい、その回答を元に基礎化粧品を提案するシステムの開発をしています。システムの開発だけでなく、Webサイトのレイアウトなど、エンタメのように誰かに届けるという点も大事な要素と考えています。今後の完成を私自身も楽しみに取り組んでいます。
-
ゼミの中で自分が成長できたと思うところを教えてください。
-
「問題解決能力」、「発表に対する姿勢」を鍛えることが出来たと感じています。ゼミでは、前項に記載のある「観光(オーバーツーリズム対策)」「プログラミング教室」に加え卒業論文、卒業制作を意識した発表練習等、様々な発表を行います。それぞれ案を出し、調査、発表を行い、質疑応答までしっかりと行ってきました。私は発表を聞く時は内容を理解するということに精一杯で、疑問を抱いたり自分の意見をまとめたりすることに苦手意識がありました。まだ自信はありませんが、就職活動などを通し、物事に疑問を持つことや自分の意見をまとめる力の成長を実感しています。
-
アルバイトやインターンシップ、サークル等、正課外の活動について教えてください。
-
私は、接客アルバイトとサークル活動、また外部でダンスに取り組んでいます。
サークルは中央大学理工合唱団とiTL軽音サークルに所属していました。主に活動していた合唱団では、合宿の企画運営や発表会の運営として舞台上の照明、音響等の管理、演目制作など行いました。サークル活動が楽しかっただけでなく、部室があったので後楽園キャンパスに行く機会も多く、iTLと後楽園どちらのキャンパスも楽しむことが出来たこともいい思い出です。
大学外の活動として、1年生の終わりごろからダンスの作品に参加するようになりました。大学、アルバイト、サークルと時間の調整や体力の維持など楽しい中に大変だったこともありましたが、今年に入りMVのお仕事をいただくこともできました。時間の限り頑張り、楽しむことが出来たと感じています。私にとって踊ることがストレス発散にもなっているので、これからも続けていきたいです。
アルバイトは飲食店の接客を行っていました。資金調達のためのアルバイトという側面が大きかったので他の予定に午後の時間を空けておくべく早朝に働いていましたが、結果としてコミュニケーションなど多くのことを学んだと感じています。
-
大学生活を経て、なぜその内定先に応募しようと思ったのか教えてください。
-
私が現在の内定先に応募しようと考えたのは、主に二点あり、楽曲やアーティストの権利の管理を行っている点と、多角的にエンターテイメントに取り組んでいる点です。
アーティストの権利についてなどが気になっていた私は、大学で法律や権利の大切さを深く学びました。そのため、音楽出版業を主に行っているという点に強く惹かれました。また、イベント企画やアーティスト宣伝、グッズ制作だけでなく、私の普段から気になっていたテレビドラマの劇伴も扱っており、様々なエンターテイメントに関わることが出来ることや、新しいことに取り組んでいる様子に強く惹かれました。
-
iTLでの4年間はいかがでしたか。
-
自分のやりたいこと、興味に集中することが出来る充実した4年間だったと感じます。私は学業を最優先に取り組みながらダンスや学生ならではのサークル活動にも注力していきたいと考えていました。市ヶ谷田町キャンパスという立地もあり都心での移動時間も少なく、時間をフルに活用していました。友達も近くで用事や、インターン、面接を終え、講義に臨んでいるなど、様々な方面で頑張っている友達の存在も私のやる気を高めてくれたと感じています。
iTLは、様々な分野の講義だけでなく少人数の講義が多いことから、困った時にすぐに質問することが出来るため、難しそうな講義にも積極的に挑むことが出来ました。
まだあと少し残っていますが、楽しく充実した日々でした。iTLを選んで学べてよかったです。
-
受験生へのメッセージをお願いします。
-
受験生の皆さん、勉強お疲れさまです。
情報と法律は、今の世界を生きる上で本当にどの分野にも繋がっていています。そんな内容を扱うiTLの良さは、大学入学の時点で将来の可能性を絞り切る必要がない大学、ともいえます。私自身の興味関心が、「エンタメ一直線」なので、説得力がないかもしれませんが、何か一つに夢中になっている人はiTLに入ると反対に自分の好き以外のもっと幅広い世界を知ることができます。
私はiTLに入って本当に楽しかったですし、本当に充実していました!皆さんの大学生活も皆さんにとって素敵な時間になりますように!まずは受験、応援しています!






