国際情報学部

アサヒビール株式会社に内定

アサヒビール株式会社に内定! アラン江玲奈さん

iTLを進学先に選んだ理由を教えてください。

「IT」と「法律」という今までにない組み合わせの分野を、「国際的」な視点を持ちながら学べるということに、未来を感じたからです。将来何がしたいかなどという具体的なイメージがまだ湧いていない中で、今の世の中はどの方向に歩みを進めていて、今後どのようなスキルを身につけておくべきかと論理的に考えた結果全くの未知ではありましたが、この学部に辿り着きました。またメディアにも興味があり多角的なアプローチで研究できるiTLはぴったりでした。都心のキャンパスであるということも、進学先を決定するにあたって少なからず良い影響があったかと!

iTLの授業科目の中で最も印象深かった科目を教えてください。

「情報と外交」では、情報技術革新によってもたらされた新たな課題に対し、国際社会がどのように対応しているのか、またそれに伴い生まれた諸問題にどう対処していくべきかについて理解を深めました。外交という大きな分野で情報がここまで大きな役割を担っていることを知り、具体的な各国の事例からも国際社会が今までと違う形で見えてきたことは、今後の世界の動向を把握するにあたって基礎知識を身につけられたことで印象に残っています。

ゼミでの研究テーマを教えてください。

表現の自由と法の遵守を研究しています。ストリートアーティストが描く絵は違法なのか否かを、学内で統計を取ったりしています。答えがない問いだからこそ、面白さがあります。

ゼミの中で自分が成長できたと思うところを教えてください。

多角的な視点を持つということです。物事を発信されたまま受け取るのではなく、本当にそうなのか、相手の言い分は聞いたのか、裏は取れているのかなど、情報を鵜呑みせず考えるようになりました。誰かはこう言っていたけれど、他の人は違う意見を持っているかもしれないということを潜在的に意識するようになったことは、人間的な成長にも寄与しました。また、周りのゼミ仲間の研究内容を聞くたびに、当たり前のことに疑問を呈すなどの課題発見力に圧倒され、日常の当たり前を当たり前だと思わないことを学びました。

アルバイトやインターンシップ、サークル等、正課外の活動について教えてください。

1、2年時はモデル活動を通して、日々新しく出会う人々と作品を作り上げる中でコミュニケーションを取ることの難しさや大切さを学びました。2年後期に予定していた留学が延期になってからは、インターンシップを行い、さまざまなブランドの企画から生産・販売までの一連の流れを学びました。初めて会社というところに通い、実際のビジネスに触れた経験は自らの未来像をより深く考えるきっかけになりました。1年間の交換留学を経て帰国してからは、留学で培った幅広い価値観や高度な語学力を維持するために、外国人観光客を専門とする接客業兼通訳としてアルバイトをしています。

大学生活を経て、なぜその内定先に応募しようと思ったのか教えてください。

留学先のイギリスのスーパーで見た、現地の人がニコニコしながらアサヒビールを手に取る姿が忘れられなかったからです。高校を卒業しiTLに進学した時、それは全く未知の分野で新しいことへの挑戦でした。iTLで学んだことと内定先の分野は全く異なっています。しかし、新しいことに挑戦する勇気や交換留学に行くきっかけになったのはこの学部に入学したからです。日本と海外というキーワード、自らのコミュニケーション能力、そして新しい分野への挑戦という自身の求める理想全てに当てはまった企業さんに内定をいただけて嬉しい限りです。

iTLでの4年間はいかがでしたか。

正確にはiTLで3年と交換留学先のイギリスの大学で1年でしたが、高校生の時の自分では想像もつかなかったようなことに多く触れ、社会の見方を大きく変えてくれた非常に充実した大学生活でした。4年間の間にもこの情報化社会で数々の変化や事件、新たな制度ができるなど、常に早いスピードで物事が移り変わっていきました。社会で起きている物事に常にアンテナを張り、情報収集をすること。また、変化に柔軟に対応することはこの4年間で多くの先生方から、そして周りの同級生たちから学ぶことができました。今後もこの情報収集力と柔軟性を用いて、どこの分野でも活躍できる人材になり、いつかiTLに何らかの形で恩返しができるよう頑張りたいと思います。

受験生へのメッセージをお願いします。

iTLでは、国内外問わず多くの視点や事例で情報や法律、またそれらの関連科目を学ぶことができます。その多くは実際にニュースで見た内容に直結していたり、そのさらに深いところにフォーカスしたり、学んだことが日常で生きてくる非常に面白い学部です。綺麗なキャンパスで多岐にわたるそれぞれの分野に特化した先生方と、皆様が有意義な学びを得て、この新しい学部を盛り上げてくださることを期待しています。