国際情報学部

東京都庁に内定

東京都庁に内定! 樋口真帆さん

iTLを進学先に選んだ理由を教えてください。

情報系の分野に興味がありましたが、理系科目に苦手意識があり、クラスも文系クラスでした。そんな中、文系でも進学できる「国際情報学部」が中央大学に新設され、iTLに進学することができました。今でこそ法学部の都心移転も決まり、中央大学は多摩と都心の二大キャンパスですが、当時は中央大学と言えば多摩がメインキャンパス。私にとっては、多摩キャンパスはやや通いにくく、iTLの市ヶ谷田町キャンパスが自宅から通いやすいというのも、実は決め手の一つだったりします。

iTLの授業科目の中で最も印象深かった科目を教えてください。

自分でデータを分析する情報系の科目も面白かったですが、法律系の「AI・ロボット法」はとても印象深い科目でした。今の情報の世界に何が足りないのか、何が問題になっているのか、あるいは、今後何が問題になってくる可能性があるのか、実社会の事例や、ときにSF作品をテーマにして学んでいくことができ、iTL特有の法律の授業だと感じました。

ゼミでの研究テーマを教えてください。

「本学部における学生同士の情報交換の現状と解決策」です。iTLは、新学部かつ単独のキャンパスなので、他学部と比較して、学生間の情報交換の場が少ないのではないかと考え、解決策のひとつとして学部専用のコミュニケーションアプリの開発をしています。

ゼミの中で自分が成長できたと思うところを教えてください。

ゼミを通して成長できたと思う点は、コミュニケーション能力です。グループディスカッションや企画提案によって、周りの意見をまとめたりその場で意見を出したり、発表したりすることが多くありました。また、論文の組み立て方を学んだことにより、説得力のある論理的な文章を作ることができるようになったと感じています。

大学生活を経て、なぜその内定先に応募しようと思ったのか教えてください。

大学入学前から教育に興味があり、大学入学後は、アルバイトやボランティアを通じて様々な教育系の仕事に関わる機会に恵まれました。それらの活動の中で、日本の首都東京でも経済格差による教育格差があると感じました。その格差を埋める、そんな仕事ができないか、と考える中で、教育や福祉分野に携わることのできる公務員に興味を持つようになりました。
大都市東京の子どもたちの将来の選択肢を広げる事業に関心がありつつ、それ以外の分野においても、大学で学んだ法律と情報の知識は、行政のデジタル化の波の中でも生かされていくはずだと考えています。

受験生へのメッセージをお願いします。

英語がペラペラな学生、情報系の資格をいとも簡単に取ってしまう学生、難解な法律を読解して授業でも積極的に質問する学生、私にはないものを持つ学生がいる中、劣等感すら覚える日々もありましたが、コロナ禍によって周囲の情報が遮断され、自分のペースで勉強しなければならなくなった状況が、私にとっては幸いしたと思います。「周りのことは気にせず、自分の興味に沿って、自分のやれることをやろう」、そう思い始めてからは自分の長所ややりたいことも見え始め、公務員という進路を選択するに至りました。
iTLは、情報と法律のどちらも学ぶことができる唯一無二の学部です。どの業界においても情報と情報の扱い方の知識が求められる今の時代だからこそ、未来への選択肢も多い学部だと感じています。様々な分野に興味のある友人たちと刺激し合いながら、様々な知見が得られるこの学部をおすすめします!